【ピアノ弾き語り伴奏】初心者入門コーナー
前回は弾き語りにおける左手の使い方について解説してきました。

ポイントは「ルート+5度+ルート」を使うということでしたね。
今回は、左手をさらにカッコよくする「クロマチックアプローチ」について解説していきます!
うさぼんぬ
クロマチックアプローチとは?
「クロマチックアプローチ」とは、コードトーンに対して半音上下の音からアプローチすることです。
うさぼんぬ
まえば
実際にクロマチックアプローチを見ていきましょう。
半音上下からのアプローチ
この考え方を伴奏に加えてみましょう。
うさぼんぬ
まえば
全音上下からのアプローチ
この考え方から、全音上下からもアプローチをすることができます。
そして、伴奏例はこちらです。
うさぼんぬ
クロマチックアプローチは、次のコードのルートに向かって入れるのがポイントです。
次のコードのルートの前に、
- 半音下から
- 半音上から
- 全音下から
- 全音上から
という風に入れるパターンを選んで使うことができます。
「ルート+5度+ルート」と「クロマチックアプローチ」の組み合わせ
前回解説した「ルート+5度+ルート」と、今回解説した「クロマチックアプローチ」。
ふたつを組み合わせたものを見ていきましょう。
前回もご紹介した、Ex8にクロマチックアプローチを加えてみましょう!
うさぼんぬ
まえば
ここまでくると、伴奏にかなりバリエーションをつくれることがおわかり頂けたかと思います。
かっこいいからといって使いすぎるとクドい演奏になりがち・・・
要所で使うから「効果的」ですよ。
まえば
この記事のまとめ
いかがでしたか?
クロマチックアプローチの特徴は、ずばり「ベースっぽさがでる」というところ。
これまで解説してきた左手の作り方は、ベーシストが弾くようなパターンが元になっています。
弾き語りで、左手で何をしてよいかわからない!と悩む人も多いようですが、
ここまで紹介してきたアイデアは、ジャンルや曲調問わず使えるアイデアです。
ぜひ取り入れて使ってみてください
うさぼんぬ
- 次のコードのルートに向けて、半音上下から進行することを「クロマチックアプローチ」と呼ぶ。
- クロマチックアプローチを使うだけで左手が一気にベースっぽくなる。
- クロマチックアプローチは全音上下からも使える。
- やりすぎはクドいのでほどほどに。。。