【ピアノ弾き語り伴奏】初心者入門コーナー
これまでに、ダイアトニックコードにディグリーネーム、そして代表的なコード進行などご紹介してきました。
ダイアトニックコードは曲の基本になるコードとお伝えしてきましたが、
最近の楽曲はダイアトニックコードだけで成り立っているもののほうが少ないです。
そこで押さえておきたいのが、ノンダイアトニックコード。
弾き語り入門コーナーでは、ものすごくよく使われるものをピックアップしてご紹介!
今回は、その中でも代表的な「セカンダリードミナント」についてご紹介します。
うさぼんぬ
ドミナントモーションを理解しておこう
セカンダリードミナントを使おうとする前に、ドミナントモーションを押さえておかなければいけません。
「V7」は「I」に行きたくなるという特徴があるということは、
セブンスというコードは5度下のコードに進行したくなるということですね。
ここはめちゃめちゃ大事なので押さえておいてください。
セカンダリードミナントとは?
セカンダリードミナントとは、カンタンに言い換えると「二番手のドミナント」という意味です。
ダイアトニックコードの中では「V7」だけでしたが、
それ以外のコードも、下の表のようにセブンスコードに変化させることができます。
この中でも最も使われているのが、「III7→VIm」というセカンダリードミナントです。
よしまる
セカンダリードミナント「III7→VIm」が使われている有名曲
白日(King Gnu)
最初の歌い出しのコード進行を抜き出してみました。
Lemon(米津玄師)
こちらはサビのコードを抜き出してみました。
炎(LiSA)
こちらもサビのコードから。
「VIm」とはダイアトニックコードの中で最も暗いコード。
そのコードへの強い進行力が曲をより引き立たせています。
「VIm」に進行する前に「III7」を入れるだけで曲がグッと引き締まります!
ご紹介したのはまだまだ一部。
ヒット曲の方程式と言われるくらい王道の進行です。
みなさんも探してみてください!
この記事のまとめ
いかがでしたか?
ヒット曲に限らずですが、かなりの確率で「セカンダリードミナント」が使われていることがわかりますね。
ヤミツキ間違いなしなので、ぜひ使ってみてください!
うさぼんぬ
- 音楽にはドミナントモーション「V7→I」という最も強いコードの進行がある。
- ドミナントモーションを他のダイアトニックコードにも適用させることを「セカンダリードミナント」という。
- その中でも「III7→VIm」はJ-POPの王道中の王道。泣かせたいなら「III7→VIm」を使え!
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