さてさて、今回は最初におさえておきたい知識について解説していきます。
ここで書かれている内容がわかっていると、楽曲の見え方がガラリと変わり、演奏できるようになるにつれ「わかる」になっていきます。
それではいってみましょう!
うさぼんぬ
音楽は3つの要素でできている
最初におさえておきたいのは、音楽を構成している3つの要素についてです。
- メロディ
- ハーモニー
- リズム
いまいち馴染みがないかもしれないので、ひとつずつ解説していきます。
メロディー
メロディーとは、旋律のこと。
ポップスでいうと、ボーカルが歌っているものがメロディーですね。
メロディーには、メインメロディー(主旋律)とサブメロディ(副旋律)の2つがあります。
メインメロディー(主旋律)
ボーカルが歌うメロディー。曲の主役的存在です。
サブメロディー(副旋律)
ボーカルに対してのハモリや、合いの手とよばれるオブリガートだったり。
メインメロディーをより引き立てるためのメロディーのことです。
メインメロディーとサブメロディーがうまく調和すると、
お互いが引き立てあう存在になり、それだけで美しい音楽をつくることができます。
うさぼんぬ
まえばよしあき
ハーモニー
ハーモニーとは和音、つまり音の重なりのことです。
2つ以上の音が同時になっている状態だと思ってください。
このハーモニーを体系的にわかりやすくしたものが「コード」です。
先ほど紹介した、サブメロディー(副旋律)の「ハモリ」もハーモニーですね。
ハモリの語源は、ハーモニーから来ています。
まえばよしあき
リズム
リズムは適宜するのが難しいのですが・・・
リズムとは「時間の流れ」です。
うさぼんぬ
音楽が流れている間って時間が流れていますよね。
この時間の流れの中で、メロディー(単音)やハーモニー(和音)を当てはめて音楽として成り立たせているのがリズムです。
言い方をかえると、テンポ・拍子・拍という枠組みの中で、音符と休符を組み合わせて表現したものとも言えます。
まえばよしあき
時計の針はテンポいくつで時間を刻んでいるかご存知ですか?
実は、テンポ60で刻み続けています。
テンポとは1分間に何拍刻んでいるかを数値で表したものです。
1分=60秒=60拍ということですね。
テンポ120であれば、1分間に120拍刻んでいるということ。
こんな風に、テンポの数値が多ければ速い曲になり、少なければ遅い曲になります。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
ピアノソロを学んでいくにあたり、もっとも基本的な知識を解説しました。
3つの要素どれかひとつ欠けても音楽にはなりません。
それぞれのバランスがとても大切です。
次回は「メロディー」と「ハーモニー」をより掘り下げて解説していきますのでお楽しみに!
うさぼんぬ
- 音楽は「メロディー」「ハーモニー」「リズム」の3つの要素でできている。
- メロディーには、メインメロディー(主旋律)とサブメロディ(副旋律)の2つがある。
- ハーモニーとは2つ以上の音が同時になっている状態のこと。別名和音。ハーモニーをわかりやすく記号化したのが「コード」。
- リズムとは時間の流れ。メロディーとハーモニーを音楽として成り立たせているもの。
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