こんにちは。キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。
世の中にはたくさんのバンドが存在しますが、パート編成はさまざま。
サウンドだけじゃなく、魅せ方までこだわっているバンドも多いですよね。
キーボードとしてバンドを始めるときに、実は知っておきたいこと。
- 他のパートが何をするパートなのか。
- それぞれどういう役割なのか。
- 気をつけておいたほうがよいことはあるか。
など、を解説していきます。
バンドをはじめたばかりの頃は、なかなか他のパートのことまで見えないものです。
各パートに対する理解が深まると、バンド活動もやりやすくなりますよ!
今回はもっともオーソドックスな5人編成で解説していきます。
うさぼんぬ
ボーカル
ボーカルといえば、バンドの顔であり、バンドのイメージそのもの。
主役的ポジションですよね!
ボーカルの特徴
- ハンドマイクで歌うときと、楽器(ピアノやギター)を弾き語るときがある。
- 基本的にMC全般も担当。
- 作詞に関わることが多い。
- ボーカルは歌に集中したいため、楽器の音に敏感。
- スタジオリハーサルでは、ボーカルの声量を考慮して音量バランスをつくるべし。
まえばよしあき
ギター
ギターといえば、バンドの花形的ポジション!
ボーカルの次に目立つパートで、サウンドの中心になることが多いです。
ギターの特徴
- ストロークやアルペジオ、カッティングなどバッキングだけでも奏法が多彩。
- エフェクターを使って歪みやディレイトレモロなど多彩な音色を使う。
- 演奏前にチューニングをする。
- 演奏中に弦が切れることがある。
- 音作りにもこだわりが強く、準備に時間がかかる。
- ケーブルにこだわりが強い。
まえばよしあき
ベース
ベースはサウンドの中でも、和音の土台になるルートを演奏するパートです。
ドラムとともにリズムをひっぱるので「リズム隊」と呼ばれています。
ベースの特徴
- ベースラインは「第二のメロディ」とも言われるくらい和音的に超重要ポジション。
- ピックやフィンガー、スラップなどの奏法がある。
- ギターと同じく、音作りにこだわりがある。
- ギターと同じく、ケーブルへのこだわりが強い。
- 演奏前にチューニングする。
- 弦を張り替える頻度はギターよりは少ない。(弦の価格がギターより高い)
- セッティングスピードはギターよりは早い。
まえばよしあき
ドラム
リズムの中心であり要。バンドの骨格的な存在です。
ベースとともにリズムをひっぱるので「リズム隊」と呼ばれます。
ドラムの特徴
- リズムの安定感はもちろん、曲全体のダイナミクスを決定づける超重要パート。
- セッティングに時間がかかる。
- 個人練習はスタジオが多いのでお金がかかるパート。
- 各太鼓のチューニング中はできるだけ音を出さないようにしよう。
- 基本的にはスタジオやライブハウスの常設を使うが、スネアキックペダルスティックは持参が多い。
- 音程がない楽器と思われがちだが、各太鼓の音程を聞いてチューニングをする。
まえばよしあき
キーボード
キーボードはひとことでいうと、サウンドの彩り役。
サウンドのメインにも脇役にも回ることがあります。
そのため、当サイトでは4つのスタイルで解説してきました。
キーボードの特徴
- 他の楽器には出せない音を鳴らすことができる。
- ボーカルの次に、バンドサウンドの個性を担うパートといっても過言ではない。
- 現代のポップスでキーボードの音色を使わないバンドの方が稀。
- 楽器が重いので運搬が大変。
- たくさんの音色を鳴らせるので、なんでもできると思われ無茶な演奏を求められがち。
- ドラムの次に場所をとるので、狭いスタジオでは煙たられがち。
- キーボードの上にモノを置かれがち。
うさぼんぬ
まえば
コーラス
ボーカルの歌うメロディーの「ハモリ」を歌い、メロディーをより印象的にするパートです。
メロディーの上をハモる「上ハモ」、下をハモる「下ハモ」があります。
コーラスの特徴
- ボーカルに寄り添ってうたう必要があるため、ピッチのよさ・歌心が求められる。
- メンバーの誰かが担当することが多い。
まえばよしあき
この記事のまとめ
いかがでしたか?
余談も交えつつ、各パートの役割と特徴を解説してきました。
うさぼんぬ
まえば
というわけで、参考になったら幸いです!
うさぼんぬ
- ボーカルはバンドの顔で、主役的ポジション。
- ギターはバンドの花形で、サウンドの中心になることが多い。
- ベースは和音の土台になるルートを演奏するパート。ドラムと共にリズム隊と呼ばれる。
- ドラムはリズムの中心であり要。ベースと共にリズム隊と呼ばれる。
- コーラスはメロディーをより印象的にするパート。メンバーの誰かが歌うことがほとんど。
- キーボードはサウンドの彩り役。バンドサウンドの個性を担う貴重なパート。
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