「バンドキーボーディスト」解説シリーズ
バンドキーボーディストのアレコレを解説していくシリーズです。
2回に分けて、バンドキーボードの必要機材について解説しています。
前回はこれだけは持っておくべき機材5つについて、解説してきました。
【バンドキーボード入門】これだけは持っておくべき必要機材5選
今回は、残りの「持っておくと便利な機材」とその理由について解説していきます。
うさぼんぬ
あると便利①:楽器の音を聞く環境を整える
バンドをやっていく中で避けては通れないのが「ミキサー」と「スピーカー」の知識です。
- ミキサー:複数の楽器やデバイスの音量バランスをとる装置
- スピーカー:楽器の音を出力する装置
ざっくりこんな風に考えておきましょう。
自宅で練習するだけなら、必ずしも必要になるわけではないです。
ただ、楽器が複数になったり、パソコンの音を聴きながら演奏したり、耳コピをしたり、など。
バンド活動を続けていくとこういったことに遭遇します。
そんな時に、下図のような環境を整えておけば、作業が格段に快適になるわけですね。
うさぼんぬ
まえばよしあき
ミキサーとスピーカーについて解説します。
ミキサー
楽器の音や、パソコン・スマホなどを繋いでまとめることができます。
それぞれの音量バランスを決めておけるので、いつでも同じ環境で練習や作業に集中できます。
さらに、ミキサーの知識はそのままスタジオでも活かせます。
普段からミキサーに触っておくとよいですね。
MACKIEのミキサーは頑丈で、音質もよいのでオススメです。
まえばよしあき
スピーカー・アンプ
ヘッドフォンで聞こえる音と、スピーカーから聞こえる音は異なります。
周波数の特性で、ヘッドフォンではよく聞こえるけど、スピーカーでは聞こえない音があります。
このギャップを理解しておくためにも、スピーカーで音を聞くくせは作っておきましょう。
あると便利②:足元の環境を整える
キーボードは、演奏中両手がふさがってしまうことがあります。
そんな時、使うのは「足」。
足元を整えておくと、スムーズに演奏することができます。
フットスイッチ
フットスイッチを使うとこんなことができます。
- オルガンのロータリーシュミレーターON/OFF
- 音色の切り替え
- シーケンサーの再生
- タップしてテンポを設定
- 音色にモジュレーションをかける
など、手を使わずにキーボードの操作ができます。
まえばよしあき
エクスプレッションペダル
エクスプレッションとは「抑揚(よくよう)」のこと。
持続音などで、演奏に抑揚をつけたいときに使用するペダルです。
たとえば、ストリングスの場合。
音を鳴らすと一定の音量でなり続けますが、生楽器の演奏は抑揚をつけながら演奏をしますよね。
キーボードでこういった演奏を再現するときにエクスプレッションペダルが必要になるわけです。
ボリュームペダル
エクスプレッションと似ているのですが、ボリュームペダルはマスターボリューム(楽器の音量)をコントロールするもの。
周りの楽器と自分の楽器の音量バランスをとるために使用します。
おまけ:あると便利なアイテム
それは「電源タップ」です。
- 楽器から電源までの距離
- 電源さしこみ口の個数
スタジオやライブ会場の電源環境によっては「足りない・届かない」なんてことも・・・
そうならないように自前の電源タップは持っておくと便利です。
レンタルもできるものですが、環境に左右されない準備は演奏の安定にも繋がります。
普段から心がけておけるとよいですね。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
お金がかかるものですので、必要になってから買い足しでも遅くはないと思います。
逆にいうと、これ以上機材が必要になることもありません。
まえばよしあき
機材準備の参考になれば嬉しいです。
うさぼんぬ
- バンドをやる以上「ミキサー」と「スピーカー」は避けては通れない。普段から慣れておこう。
- ミキサー:複数の楽器やデバイスの音量バランスをとる装置。
- スピーカー:楽器の音を出力する装置。
- 演奏中に手が塞がったなら足を使おう。
- フットスイッチはサスティンペダルとしても使える。
- エクスプレッション(抑揚)とボリューム(音量)は似て非なるもの。
- 電源タップがあると、環境に左右されないので安心。
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