9月末まで|公式LINEオープン記念キャンペーン中!

シンセサイザー音作りの基本⑥ 〜エンベロープのしくみ〜

こんにちは。キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。

前回は、フィルターのしくみや音作りについて解説してきました。

シンセサイザー音作りの基本④ 〜フィルターのしくみ〜 シンセサイザー音作りの基本⑤ 〜フィルターの音作り〜

オシレータとフィルターで周波数領域の音づくりをしている!というお話しでしたね。

 

今回は、オシレータ・フィルターで作られた音をより実用的なものにする「エンベロープ」について解説していきます。

うさぼんぬ

この記事ではこんなことがわかるぞ。

エンベロープとは?

 

エンベロープ(Envelope)とは、オシレーター・フィルターでつくられたサウンドに対して、時間的な変化をつける装置です。

装置自体の名前は「エンベロープ・ジェネレータ(Envelope Generator)」と呼びます。

まえば

「ENV」や「EG」と表記されていることが多いです。

周波数領域を調節してきて作ってきたサウンドを、時間領域の面からコントロールしていくわけですね。

まえば

それぞれの装置に対して「ちょっかい」を出しているイメージです。

 

これまでの音色は、押している間鳴り続ける持続音でした。

 

エンベロープを操作することと、このような時間で変化するサウンドを作ることができます。

 

 

エンベロープの基本的なパラメータは4つだけ

 

では、エンベロープのパラメータについてみていきましょう。

エンベロープは、基本的に「ADSR」と呼ばれる4つのパラメータで構成されています。

  • A = アタックタイム(Attack Time)
  • D = ディケイタイム(Decay Time)
  • S = サスティンレベル(Sustain Level)
  • R = リリースタイム(Release Time)

うさぼんぬ

なにやらむずかしそうだな・・・

まえば

聞き慣れない言葉もあると思うから、ひとつずつ見ていこう!

 

ADSRは、一般的にこのような図形で表されます。

各パラメータの説明をわかりやすくするために、アタック→サスティン→リリース→ディケイの順番で見ていきましょう。

 

アタックタイム(Attack Time)

打鍵してから最大音量に達するまでの「時間」をコントロールするパラメータです。

アタックタイムが短いほど反応の良い音になり、長いほどふわっとした音になります。

 

サスティンレベル(Sustain Level)

最終的に到達する「音量」をコントロールするパラメータです。

持続音にするならサスティンは100%に、減衰する音ならサスティンは0%にします。

 

サスティンレベルのわかりやすい音色例

  • 持続音(オルガンなど):鍵盤を押し続けても音量を維持し続ける(Sustain 100%)
  • 減衰音(ピアノやベルなど):鍵盤を押し続けると次第に音が消える。(Sustain 0%)

 

リリースタイム(Release Time)

鍵盤から離して完全に音が消えるまでの「時間」をコントロールするパラメータです。

リリースタイムが長いと余韻が長くなり、短いと歯切れのよい音になります。

 

ディケイタイム(Decay Time)

サスティンレベルで指定した音量まで減衰する「時間」をコントロールするパラメータです。

前述のピアノはディケイタイムが長いので、ゆるやかに減衰します。

対して、木琴などのような楽器はディケイタイムが短く、すぐ音が切れます。

 

各装置に対してエンベロープの働き

 

エンベロープは各装置に「ちょっかい」を出しているということでしたが、具体的にどういうことかを見ていきましょう。

 

アンプエンベロープ

アンプ部分、すなわち「音量」に対する時間変化を加えてくれます。

エンベロープをアンプ部分に使用することで、「鍵盤を押すと楽器の音が鳴る」「鍵盤を離すと音が消える」という状態になっているわけです。

鍵盤を弾いたときの音の立ち上がりや減衰を設定するのに、とても重要な部分になります。

 

フィルターエンベロープ

フィルター部分、すなわち「周波数」に対する時間変化を加えてくれます。

エンベロープの信号でカットオフポイントを変化させ、鳴っている間に音色を変化させることができます。

 

オシレータとエンベロープ

また、オシレータにもエンベロープをかけることができます。

オシレータの場合は「音程(ピッチ)」に対する時間変化を加えることができます。

 

それぞれのエンベロープについては、次回詳しく解説します。

 

この記事のまとめ

 

いかがでしたか?

何気なく弾いている楽器の音色も、時間的な変化が特徴のひとつになっています。

次回は音色ごとの特徴について詳しくみていきます。

 

うさぼんぬ

まとめるぞ。

 

この記事のまとめ

  • エンベロープとは、オシレーター・フィルターで生成されたサウンドに対して、時間的な変化をつける装置のこと。装置の名称は「エンベロープ・ジェネレータ」と呼ぶ。
  • エンベロープは、基本的に「ADSR」と呼ばれる4つのパラメータで構成されている。
  • エンベロープは「アンプ部分に音量の時間変化」「フィルター部分に周波数の時間変化」を加えることができる。

その練習、自分に合ってますか?

3ヶ月でひとつ上のサウンドに導くピアノ・キーボードレッスン。60分体験レッスンで今のあなたに必要なものがわかります。

体験レッスン無料

さらに、入会金今だけ0円!


超実践的なメソッド配信!

登録者限定ピアノレッスン、セミナー資料プレゼント、キャンペーン情報など。ブログには書かないおトクな方法をお届け。

バンド・セッション・弾き語り・ソロピアノまで、幅広く使える「オシャレ」で「超実践的」な独自メソッドを知るチャンス!

登録で体験レッスン無料!

今すぐ登録する

コメントを残す