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シンセサイザーで音色を作ろう 〜#2 音作りに欠かせないパラメータ〜

こんにちは。キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。

前回はシンセの代表的な音色について解説をしました。

シンセサイザーで音色を作ろう 〜#1 シンセの代表的な音色〜

無限と思えるシンセの音色もたった5つに分けられる、というお話でしたね 。

 

今回は、音作りの幅を広げるパラメータのご紹介していきます。

うさぼんぬ

この記事ではこんなことがわかるぞ。

シンセサイザーのパラメータ色々

 

シンセサイザーによってパラメータの有無は異なりますが、多くの機種で使われているパラメータをご紹介します。

音作りの幅が格段に広がるものばかりですので、ぜひ活用してみてください。

 

今回は下記5つをご紹介します。

  1. ユニゾン
  2. サブオシレータ
  3. リングモジュレータ
  4. FM合成(フリケンシー・モジュレーション)
  5. フェーズ・モジュレーション

 

ユニゾン(Unison)

ユニゾンとは同じ種類の波形を複数同時に鳴らす機能のこと。

一つのフレーズを複数パートで同時に演奏することを「ユニゾン」と呼びますよね。

シンセにおいてもこれは同じ考え方です。

 

シンセには「UNISON」という機能が備わっていて、オシレータで生成された波形を指定された数だけ重ねることができます。

音を聞き比べてみましょう。

 

OFF:ユニゾンなし

2Voices:2つの波形をユニゾン

4Voices:4つの波形をユニゾン

 

このシンセの場合「OFF」「2Voices」「4Voices」の機能が備わっています。

聞き比べてもらったとおり、重ねる数が増えるほど音が太くなっていますね。

 

サブオシレータ(Sub Oscillater)

サブオシレータとは、1オクターブもしくは2オクターブ下のサイン波や三角波の波形を加えるパラメータです。

このシンセの場合、1オクターブ下の三角波が加わります。

なし

あり

 

低音が加わって太くなりましたね。

 

リングモジュレーション(Ring Modulation)

リングモジュレーションとは、音色を変化させる装置です。

リングモジュレーションとは、2つの波形を掛け合わせて、それぞれの波形が含む周波数の和と差の周波数を含む音波を出力する。

とありますが、よくわからないですよね・・・

 

要は、通常のオシレータでは得られない周波数を得ることができるわけですが、

大きな特徴として「金属的な音色」を作り出すことができます。

特に、ベル系の音色を作るときに役立ちます。

リングモジュレーションなし

リングモジュレーションあり

 

金属的なベルの音に近づきましたね!

 

FM合成(フリケンシー・モジュレーション)

FMとは「Frequency Modulation(周波数の変調)」という意味になりますが、ひとことでいうと「ビブラート」のこと。

以前、の記事でLFOを使ってビブラートをかけることができるというお話しをしました。

 

このビブラートのRateを上げたサウンドこそがFM合成。

FM合成とはめっちゃ速いビブラート、のことだったんですね。

 

FM合成を使った音作りは難易度が高いためここではご紹介にとどめておきますが、サウンドにひとクセ加えたい時に使えます。

なし

あり

 

フェーズ・モジュレーション(Phase Modulation)

フェイズ・モジュレーションとは「位相変調」、位相とは波形のスタートを決定するものです。

波形のスタート位置が変わっただけでは、その音単体の変化は感じられませんが、

他の音と同時に鳴らすことでサウンドに変化を作り出すことができます。

 

このシンセには、OSC2に「PhM」というパラメータがあるのでいじってみましょう。

なし

 

あり

 

同じ波形ですが、位相が変わるだけで音色に変化がでることがわかります。

 

この記事のまとめ

 

いかがでしたか?

専門的で難しい言葉ばかりですが、それぞれの特徴を押さえて使ってみましょう。

次回は、シンセのエフェクト部分について解説していきます!

 

うさぼんぬ

まとめるぞ。

 

この記事のまとめ

  • ユニゾンは複数の波形を重ねることができる機能。トランス系のシンセリードにもよく使われる。
  • サブオシレータは低域の補強に使われることが多い。機種によって機能は異なるが、オクターブないし2オクターブ下のサイン波・三角波・矩形波を加える。
  • リングモジュレーションは、異なる周波数を加えて音を変化させる。金属的な音色を作りたいときにうってつけ。
  • FMはめっちゃ速いビブラート。クセのあるサウンドになるため使い方にはご用心。
  • フェーズモジュレーションは、位相(波形のスタート位置)を変える。単体では効果がないが、複数の波形で位相をずらすことで違った変化を得ることができる。

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