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シンセサイザーで音色を作ろう 〜#5 ピックベースの作り方〜

こんにちは。キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。

前回は、シンセベースの音の作り方と、ダンスビートで使えそうなシンセベースの音作りについて解説しました。

シンセサイザーで音色を作ろう 〜#4 ダンス系シンセベース〜

個性的な音色がカンタンにつくれましたね!

 

今回は、その他のジャンルで使われそうなシンセベースを解説していきます。

まずは、ピックベースの音作りです!

この記事ではこんなことがわかるぞ。

うさぼんぬ

ピック弾きのようなベースの作り方

 

まずは完成品をお聞きください。

 

 

ピックで弦を弾くような雰囲気が出ていますね。

ひとつずつ手順を見ていきましょう。

 

1、オシレータ

メインとなるオシレータは「パルス波」を使います。

OSC1では「矩形波」を選択し、1オクターブ下の「16’」に設定。

OSC1のパルス幅は、倍音がしっかり出ていると同時に、音に芯があるポイントを探ります。

 

OSC2は、1オクターブ上の「サイン波」を選択。

OSC1・2のバランスは少しパルス波寄りにしておきましょう。

 

まだ、ピックベースの音にはほど遠いですね。

 

4、アンプエンベロープ

アンプエンベロープ(VCA)部分は、ご覧の通り。

ベースは弦を弾いたあと緩やかに音が減衰するので、「ディケイ:最大」「サスティン:低め」に設定してみました。

ポイントはリリースが0ではなく、少し余韻が残るように設定しているところです。

 

3、フィルター

フィルターは「ローパスフィルター」を選択し、「スロープ」は-24dB/OCTを選択します。

キーボードフォロワー(KBD)を中くらいに設定しておきましょう。

 

ピックが弦を弾くアタック感を加えたいので、レゾナンスを少々あげます。

その上でカットオフを下げていき、ピックベースの音に近いポイントを探ります。

 

次に、フィルターエンベロープ。

ディケイを中くらいにセットした上でかかり具合を調節してみましょう。

 

一気にピックベースの雰囲気になりましたね!

 

4、エフェクト

最後はエフェクト部分です。

ギターやベースなどの弦楽器は、少し歪ませるとシンセの生々しさが和らぎます。

 

ほんのちょっとですが、ポストで歪みを加えてみました。

歪みの量は好みですが、オケとの混ざりもよくなるので適宜調整してみてください。

 

違いが分かりづらいかもしれませんが、このほんのちょっとの差がピックベースらしさになります。

 

5、完成!

 

ピックベースらしいサウンドになりました!

 

この記事のまとめ

 

いかがでしたか?

ピックベースをつくるポイントは、「ピックが弦に当たる音」をいかに再現するかです。

細かいニュアンスを出すには、アンプエンベロープとフィルター部分の調整がキモになってきます。

ご紹介した内容を参考に挑戦してみてください!

 


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