「コード理論」初心者入門コーナー
ポップスで使える初心者向けのコード理論を解説していくシリーズです。
さて、今回でコード理論の中級編はひとまずおしまい!
ここまで学んできた知識を使って、スピッツのチェリーのコードアレンジをやってみました。
ちょっと無理矢理なところもありますが笑、良さげなところはぜひ取り入れてみてください!
というわけで、ブロックごとに解説してみました!
うさぼんぬ
Aメロ
このセクチョンではこの3つを使っています。
- セカンダリードミナント
- ディミニッシュセブンス
- マイナー借用
セカンダリードミナント
3小節目のAm7に向けたドミナントを挿入した形ですね!
ディミニッシュセブンス
Em/GからFへ進行する際にディミニッシュセブンスを経由してみました。
マイナー借用
7小節目はサブドミナントマイナーに置き換え、8小節目はBm7(b5)のマイナー借用という形です。
A’メロ
このセクションではこの4つを使っています。
- セカンダリードミナント II-V-I
- セカンダリードミナント裏コード
- IV/V
- ディミニッシュセブンス
セカンダリードミナント II-V-I
もともと3小節目はAmだったのですが、共通音を含むF△7にしてみました。
そこにツーファイブで進行する形にしています。
セカンダリードミナント裏コード
5〜6小節目はAmに向かうドミナントモーションとして、E7が使えます。
E7の裏コードである「Bb7」を挿入してみました。
IV/V
7小節目はドミナントのバリエーションでも解説してきたIV/Vの一種ですね!
ディミニッシュセブンス
8小節目はセカンダリードミナント(E7)をディミニッシュセブンスに置き換えてみました。
サビ
このセクションではこの4つを使っています。
- セカンダリードミナント裏コード
- 音コード
- セカンダリードミナント
- IV/V
※すでに同様の進行の箇所の説明は省略します。
オンコード
それぞれの転回系のルートを変更することで独特の進行力が生まれます。
オンコードでは3度ルートや5度ルートにすることでとても効果的なサウンドがつくれます。
かなり使えるサウンドなので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事のまとめ
いかがでしたか?
コード理論も使い方がわかれば、だれでも同じようなコード進行をつくったり、リハーモナイズをすることができます。
最初は一筋縄にはいかないかもしれませんが、お伝えしてきたアイデアがみなさんの音楽に少しでもプラスになれば嬉しいです。
お付き合いありがとうございました!
うさぼんぬ
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