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【ピアノ・キーボード】コード理論を学習する前に② 〜音階と調〜

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「コード理論」初心者入門コーナー

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ポップスで使える初心者向けのコード理論を解説していくシリーズです。

 

前回はコードを学習する前に知っておきたい「音名」と「音程」のお話でした。

【ピアノ・キーボード】コード理論を学習する前に① 〜音名と音程〜

 

今回は、コードを理解する上で欠かせない「音階(スケール)」と「調(キー)」について解説していきます。

 

うさぼんぬ

この記事ではこんなことがわかるぞ。

音階(スケール)

あらゆるコードは「音階(スケール)」で使われている音をベースに作られています。

音階(スケール)を理解すると、コードの理解がとてもスムーズになるのでがんばりましょう!

 

音階(スケール)とは?

音階とは、規則的にならべられた音列のこと。別名スケールとも呼ばれます。

もっとも馴染みがあるのは「ドレミファソラシド」という音の並びですね。

「ドレミファソラシド」は、通称「Cメジャースケール」とも呼ばれます。

以降は、音階のことを「スケール」という言葉で解説していきます。

 

スケールの種類

スケールにはたくさんの種類がありますが、もっとも代表的なスケールは2つ。

  • メジャースケール(長音階)
  • マイナースケール(短音階)

この2つが、このあと解説する「調(キー)」を決めるスケールになります。

 

メジャースケール

では、Cメジャースケールを例に詳しく見ていきましょう。

 

すべてのスケールにおいて、最初の基準となる音(この場合はド)のことを「主音」と呼びます。

音名は12個あるので、主音も12個あるということ。

つまり、メジャースケールは12種類あるということになりますね!

【参考】メジャースケールを構成する音程

「全・全・半・全・全・全・半」という並びになっています。

 

この規則性を理解しておけば、どの音からでもメジャースケールを作ることができます。

 

マイナースケール

マイナースケールには3種類あります。

  1. 自然短音階(ナチュラル・マイナースケール)
  2. 和声的短音階(ハーモニック・マイナースケール)
  3. 旋律的短音階(メロディック・マイナースケール)

うさぼんぬ

うっ・・・

まえば

急に難しく感じたよね笑。まずは、1.のナチュラルマイナースケールだけ覚えておけば大丈夫!

 

ナチュラル・マイナースケールは、メジャースケールを短3度下の音から始めたスケールです。

Cメジャースケールを例に見ていくとこのようになります。

 

すなわち、構成する音はメジャースケールと全く同じということです。

先にメジャースケールを覚えておけば、ナチュラル・マイナースケールも簡単に使うことができるようになりますね。

うさぼんぬ

メジャースケールの6番目の音から始めればいいってことなんだな。

まえば

そうだね!メジャースケールと同じ構成音から、ナチュラル・マイナースケールのことを「平行調」と呼んだりするよ。

12のメジャースケールがわかれば、同時に12のナチュラル・マイナースケールも理解ができるということになります。

【参考】ナチュラル・マイナースケールの音程

「全・半・全・全・半・全・全」という並びになっていますね。

 

メジャースケール同様、規則性を覚えておけばカンタンにナチュラル・マイナースケールも作ることができます。

 

調(キー)

ここまでの話から、あらゆる楽曲はメジャー(orマイナー)スケールで作られていることがわかりましたね。

 

「スケール」の重要性がわかってきたかと思います。

次に、スケールと併せて理解しておきたい「調(キー)」について解説していきます。

 

調(キー)とは?

調(キー)とは「その楽曲が、何のメジャースケール(長調)orマイナースケール(短調)かを表すもの」です。

先ほどの12種類のメジャーorマイナースケールの話から、調(キー)も12種類あるということがわかります。

 

ただ、調をいきなり丸暗記するのはさすがに大変です。

調(キー)を把握するときにおさえておくべき、2つのポイントを解説します。

以降は、調のことを「キー」という言葉で解説していきます。

 

調号

調号(ちょうごう)とは、譜面の冒頭に#や♭を表記することで、その曲のキーを示すためのものです。

譜面上では#や♭を使ってあらゆる音を表記できますが、臨時記号だらけだと譜面が読みづらくなってしまいます。

そんなときに調号としてまとめれば、ひとめで何のキーの曲かも一目瞭然というわけです。

うさぼんぬ

どうやって♭とか#でキーを判断するんだ?

まえば

良い質問だね!そんなときは次に解説する「五度圏」の考え方を活用してみよう。

 

五度圏(サークル・オブ・フィフス)

「五度圏」とは、ある音から完全五度音程でたどっていくと、必ずまた同じ音に戻るという法則です。

すべてのキーを網羅するにあたってとても役立つ考え方なので是非おさえておきましょう。

図の場合は「C」を起点に

  • 時計回り:完全五度で下行(♭がひとつずつ増える)
  • 反時計回り:完全五度で上行(#がひとつずつ増える)

ぐるっと回り、最終的に起点となる音に戻ってきます。

まえば

サークル・オブ・フィフスは「サイクル・オブ・フィフス」とか「サークル・オブ・フォース(4th)」と呼ばれたりもします。呼び方は異なりますが同じ考え方です。

 

この五度圏を理解していると、

  • 音楽の絶対的な原則「強進行」の動きを感じられるようになる。
  • コード進行や転調などの理解もスムーズになる。

など、メリット多数!

ご紹介した図は、いつでも活用できるようプリントアウトしておくことをオススメします!

調号の覚え方

ぼくが調号を覚えたときのコツをシェアしておきます。

フラットがつく順番

シ→ミ→ラ→レ→ソ→ド→ファ

シャープがつく順番

ファ→ド→ソ→レ→ラ→ミ→シ

 

フラットとシャープがつく順番は正反対であることがわかりますね。

こんな風に、自分なりに覚えやすい考え方を見つけておくのもよいでしょう。

まえば

ぼくはこれを呪文のように唱えて覚えました。笑

 

この記事のまとめ

いかがでしたか?

聞きなれない言葉も出てきて難しかったかもしれません。

ひとまず、ここまでのことが理解できているとコード理解がとてもスムーズになります。

 

次回はいよいよコード理論について触れていきます!

 

うさぼんぬ

まとめるぞ。
  • あらゆるコードは「音階(スケール)」で使われている音をベースに作られている。
  • 音階(スケール)とは、規則的に並べられた音列のこと。
  • 音階(スケール)には、メジャースケール(長調)とマイナースケール(短調)がある。
  • あらゆる楽曲はメジャー(orマイナー)スケールで作られている。
  • 調(キー)とは「何のメジャースケール(長調)orマイナースケール(短調)か」を表すもの。
  • 調を理解するには五度圏(サークル・オブ・フィフス)を知っておくと便利!

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