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【ピアノ・キーボード】名曲から学ぶコード進行の型!

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「コード理論」初心者入門コーナー

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ポップスで使える初心者向けのコード理論を解説していくシリーズです。

 

前回は「主要三和音」と「代理和音」について説明をしてきました。

【ピアノ・キーボード】主要三和音と代理和音

慣れない言葉に難しく感じはじめている人もいるかもしれませんね。

 

理論はわかっても使えなければ意味がありません。

使えるようになるためには、どんな風に使われているかを知ることから。

今回はこれまで学んだ知識を使って、スピッツの「チェリー」を眺めてみましょう。

 

うさぼんぬ

この記事ではこんなことがわかるぞ。

コードを「使う」とは?

以前、コードは曲をシンプルに理解するためのツールである、とお話しました。

まず、「コードの使うこと」はどういうことかを明確にしておきましょう。

コードを使うこととは「曲を再現する」こと、そのために「曲を体系的に見る」ことです。

順番に説明しますね。

 

曲を再現する

ピアノ・キーボードの演奏におけるゴールは、コードを使って演奏をすることですよね。

そのためにはコードネームという情報から、

  1. 曲の流れを理解する
  2. 音を鳴らす
  3. 曲に見合ったアレンジをする
  4. 曲を演奏する

というステップで発展させていく必要があります。

まえば

コード演奏者はみんなこれをほぼ初見でやっています。

 

曲を体系的に見る

では、コードを見て演奏するためには、どんな風に楽曲を見ていく必要があるか。

  1. コードの構造・しくみを理解して使う
  2. コード進行の型を覚える

特にこの二つが大切です。

コードの構造・つながりを理解して使う

コードの構造とは主に「音程」のこと。

つながりとは、コードの転回形やスケールを使ったフレーズなどを、コード進行の中でマッチした音を選ぶことです。

コードネームから演奏するためのバリエーションを増やしていく必要があります。

まえば

これはコード理論というより「演奏テクニック」のお話。ぼくのレッスンでは実践的なテクニックをレクチャーしています^^

コード進行の型を覚える

ここが今回の本題です。

コード進行は無限にあるようで、実は決まった型が使われていることがほとんどです。

ディグリーネームで当てはめた相対的なコード進行の型を理解していく必要があります。

うさぼんぬ

どういうことだ?

まえば

ちょっとイメージしづらいよね!実際に曲を見ながら説明していくね。

 

 

スピッツ「チェリー」のコード進行を分析してみよう

コード演奏の基本は、テクニック的なことを覚える前にコード進行の型を理解しておくのがとても効果的です。

コード進行の「型」とは、ディグリーネームで曲をみること。

 

まずはスピッツの「チェリー」を1番を聞いてみてください。

コード進行はこちらです。

では、これにディグリーネームをつけていきます。

前回紹介したダイアトニックコードを見てみましょう。

 

ダイアトニックコードだけで作られていることがわかりますね!

うさぼんぬ

しかも、5つのコードしか使ってないんだな。

 

コード進行の型は、ディグリーネームの数字部分だけで表されることが多いです。

今回はAとB(サビ)をみてみます。

この数字こそがコード進行の「型」の正体です!

 

「チェリー」と同じ進行を使っている曲

ピックアップした二つの「型」を使っている、有名な曲を紹介します。

Aメロ(15634145)

こちらのコード進行は俗に「カノン進行」と呼ばれています。

クラシックの名曲、パッヘルベルのカノンの進行が由来しています。

パッヘルベル/カノン

キーは違いますが同じような雰囲気に聞こえませんか?

 

森山直太朗/さくら

サビのコード進行を意識して聞いてみてください。

こちらも日本ではおなじみの卒業ソングです。

 

サビ(6341)

こちらの進行も名曲でよく使われていますね。

聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

レミオロメン/3月9日

サビを聞いてみてください。キーは違いますが、雰囲気はが似ていると感じませんか?

半崎美子/サクラ〜卒業できなかった君へ〜

こちらもサビを聞いてみてください。

菅田将暉/さよならエレジー

サビの最初4小節間を聞いてみてください。

2拍ではなく4拍でコードチェンジしていますが、おなじく6341の進行です。

 

この記事のまとめ

いかがでしたか?

こんな風に、曲のコード進行には王道の型があるのです。

同じ型を使われた作品はまだまだたくさんあります。

ぜひ探してみてください。

 

次回はここからより実践的な使い方に発展させていきます!

 

うさぼんぬ

まとめるぞ。
  • コードを使うことは、曲を再現すること。
  • 再現するためには曲を体系的にみる必要がある。
  • ダイアトニックコードのディグリーネームこそ、コードの型の基本。
  • コード進行にはディグリーネームで表された型があり、同じ型でつくられた曲が無数にある。

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