こんにちは。キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。
前回は、王道シンセリードの音作りについて解説してきました。
シンセサイザーで音色を作ろう 〜#9 王道シンセリードの作り方〜ノコギリ波だけでカンタンにつくれましたね!
今回からは、ノイジーで攻撃的なシンセリードの音作りについて解説していきます。
うさぼんぬ
ノイジーで攻撃的なシンセリードの作り方
さっそく出来上がった音を聞いてみましょう。
前回と同じオケで演奏してみました。
音色が変わるだけで雰囲気もガラリと変わりますね!
では、音作りについて見ていきましょう。
1、オシレータ
今回は「パルス波」を組み合わせてつくります。
ポイントは3つ。
- OSC1とOSC2で、異なるパルス波を組み合わせる。
- OSC1は「8’」、OSC2は「4’」にセット。さらに、サブオシレータを加えて3オクターブ構成にする。
- OSC2には、FMを加えてギラギラした雰囲気を加える。
いい感じで個性的な音になりました!
シンセリードなので「モノフォニック」で、ポルタメントもしっかりかかるようにしておきましょう。
2、アンプエンベロープ
アンプエンベロープ(VCA)は、アタックを少し遅めにして少しだけ柔らかさを出しています。
サスティンレベルは、最大です。
3、フィルター
フィルターは「ローパスフィルター」を選択し、「スロープ」は-24dB/OCTを選択します。
キーボードフォロワー(KBD)は最大です。
「みょん」とした雰囲気を出したいので、レゾナンスは高めに設定。
エンベロープのかかり具合もしっかり出したいので、カットオフは低めにセットしました。
エンベロープのかかり具合は、お好みでディケイとリリースを調節してみてください。
4、エフェクト
最後はエフェクトで仕上げます。
- 歪みを「ポスト」でしっかりかける
- 「CRSHR」をしっかりかけて、歪みを荒めにする
- ディレイは「LEFT:1/8」「RIGHT:1/16」で早めにセット
- ディレイFEEDBACKは70〜80%、MIX量は15%前後に設定
- リバーブは10%前後に設定
今回もエフェクト総動員です。笑
ギラギラしてて、攻撃的ですね!
5、完成!
まず、完成品をソロで聞いてみましょう。
前回のノコギリ波のリードとは、まったく違う雰囲気になりました。
シンセサイザーで音色を作ろう 〜#9 王道シンセリードの作り方〜
リードソロを弾いてもかっこいいですね!
歪みが音を攻撃的にしてくれて、なかなかよい感じです。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
ノコギリ波とはまた違ったシンセリードを作れる「パルス波」。
それぞれの特徴を掴んで、曲にマッチするシンセサウンドを作ってみてください!
超実践的なメソッド配信!
登録者限定ピアノレッスン、セミナー資料プレゼント、キャンペーン情報など。ブログには書かないおトクな方法をお届け。
バンド・セッション・弾き語り・ソロピアノまで、幅広く使える「オシャレ」で「超実践的」な独自メソッドを知るチャンス!
【ベストセラー】初の電子書籍出版!
超初心者が初心者になるための「ピアノ伴奏」決定版!楽譜・図解・動画付きで楽譜が読めない人でも安心♪
【読者限定特典】コード伴奏をマスターするエクササイズ付き!