「バンドキーボーディスト」解説シリーズ
バンドキーボーディストのアレコレを解説していくシリーズです。
キーボーディストとひとことで言ってもスタイルはさまざま。
当サイトでは説明のために、4つのスタイルに分けて解説します。
実際はスタイルの組み合わせですが、どれかを主体にすることが多いです。
それぞれを理解することで、これからやるべきこと、購入する楽器や機材・学ぶ順番まで明確になります。
まえばよしあき
- バンドピアニストスタイル
- ザ・キーボードスタイル
- シンセで攻めますスタイル
- なんでも手弾き屋スタイル
今回はその中のひとつ、イマドキでかっこいい「ザ・キーボード」についての解説です。
うさぼんぬ
ザ・キーボードスタイルの特徴
「ザ・キーボードスタイル」は、オルガンやエレピ(電気ピアノ)、クラビネットなどの鍵盤楽器(もしくはその音色)を中心に使います。
その特徴は、サウンドそのものが個性的ですでに存在感があるということ。
最近では、フェンダーローズ・ウーリッツァーといったエレピの音色や、ハモンドなどのオルガンサウンドが流行っています。
そのサウンド欲しさから、以前にも増してキーボーディストは重宝されるようになったと感じています。
まえばよしあき
Fender Rhodes(フェンダーローズ)
Wurlitzer(ウーリッツァー)
CP-80
Hammond Organ(ハモンドオルガン)
VOX organ(ヴォックスオルガン)
Clavinet(クラヴィネット)
いかがでしょう?
どれもめちゃめちゃかっこいいですよね!!!(興奮)
ちなみに、このスタイルにこだわる人は、シンセでその音色を演奏するだけでは足りず、実機本体(楽器そのもの)を持ち運ぶ人も少なくありません。
うさぼんぬ
まえばよしあき
ザ・キーボードスタイルの魅力
それぞれの音色を聴くと、このスタイルに惹かれる理由もわかっていただけたのではないでしょうか?
どの楽器もサウンドがあたたかく、バンドの中で圧倒的な個性を打ち出せますね。
音色が十分個性的なので、音を鳴らすだけで雰囲気をつくりだせてしまいます。
需要が高いので、このスタイルはぜひ押さえておいてください!
ザ・キーボードスタイルを楽しむコツ
このスタイルは、楽器になんらかの「エフェクター」を通して音づくりをしているのが特徴です。
エレピであればコーラスやトレモロなどの「ヴィブラート系」、オルガンやクラビネットであれば「ワウや歪み系」など、よりその楽器でできる個性的な音づくりを目指してみましょう。
メンバーのギタリストにエフェクターを借りたり、音作りの相談してみると面白いかもしれません。
そこで生まれた音色こそが自分の音の個性になっていきます。楽しみながらやってみましょう!
それでは、最高にかっこいい「ザ・キーボードスタイル」の演奏を紹介します。
かっちょいい「ザ・キーボードスタイル」演奏10選
「これぞ、ザ・キーボード!」を思わず唸る、かっこいいバンドやアーティストを紹介します。
まえばよしあき
- Tower Of Power
- Deep Purple
- Jamiroquai
- VULFPECK
- フジファブリック
- Sunny Day Service
- SUPER BUTTER DOG
- Nulbarich
- Suchmos
- SIRUP
Tower Of Power
ファンクオルガンといえばこのバンド。とにかくうまい!かっこいい!!
言葉で語るまでもないのでまずは聴いてみてください。
John Load(Deep Purple)
ロックオルガンといえばこの人!ハモンドオルガンにギターアンプを繋いで歪ませた人です。
僕もこの音に憧れて、ハモンドオルガンを買いました。
Jamiroquai
未だ古く感じないサウンドメイクに脱帽です。ダンサブルでおしゃれ。
ローズサウンドがしっかりサウンドを支えています。
VULFPECK
マルチプレイヤーが集結した超人バンド。
ほぼ全員がボーカルをとり、一つのステージで必ずといっていいほど、複数のパートを受け持っています。
オルガン(ステージ下手)やCP-80(ステージ上手)もアプローチは必聴!
フジファブリック
バンドキーボーディストを目指す人は必聴です。このバンドは頭がひとつ抜けていると思います。
この曲のオルガンアプローチは必聴です。
Sunny Day Service
とにかくおしゃれ。ファンキーなナンバーに歪んだローズサウンドが心地よい。
ギター的なリフが特徴的です。
SUPER BUTTER DOG
ピアノのような音色ですが、YAMAHA CP-80という電気ピアノを使用してリズムを刻んでいますね。
ギターにも負けない存在感。でも、まったくうるさくない。すごい。
Nulbarich
おしゃれ。とにかくおしゃれ。
全体を包みこみながら時折主張もみせるフェンダーローズの音に着目して聴いてみてください。
Suchmos
ダンサブルなナンバー。こちらもローズの音色でサウンドを包みこんでいますね。
主張はあまりないですが、存在感は際立ってます。
SIRUP
イマドキなChillサウンド。エレピにモジュレーションのようなエフェクトがかかっています。
こちらも存在感が抜群。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
どれも個性的で、とにかくおしゃれです。笑(そればっかり)
それくらいサウンドのカラーが強いので、存在感があるんですよね。
オルガンやエレピなど試奏できる楽器屋さんもあるので、機会があったらぜひ触れてみてください。
うさぼんぬ
- 鍵盤楽器とは主にオルガン・電気ピアノ(エレピ)・クラビネットのこと。
- 音色そのものに存在感がある。
- エフェクターで音色にバリエーションを持たせよう。
- 需要高いから、このスタイルの演奏方法はマスターすると◎。
- とにかくおしゃれ。笑
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