前回は、左手でコードトーンを弾く方法について解説してきました。
【ピアノソロ】初心者でもカンタンアレンジ|実践⑦左手のコードアレンジおさらいをしておきましょう!
- 左手でコードを弾くことで、より表現豊かなサウンドをつくることができる。
- 左手でコードを弾く時は、一番低い音が「C2」より下にならないようにする。
- 転回形を駆使したり、メロディーの補助的な役割でコードトーンを加えてみる方法がある。
今回は、残りの左手の使い方「ルート+5度」「ルート+3度」について解説していきます。
うさぼんぬ
コードトーンと「ルート+5度」「ルート+3度」の違い
最も明確な違いは、「ルート+5度」「ルート+3度」は必ずルートが一番下の音になるという点です。
ルートが一番下に来ることで、安定感が生まれます。
よって、少ない音でも安定した響きが作れるのが特徴です。
3度ルート
5度ルート
「ルート+5度」「ルート+3度」の使い方
基本的な考え方はコードトーンで解説してきたことと同じ。
「メロディーが使っていない音を弾く」を基本として構成することができます。
これだけでも形になるのは、右手と左手でコードの構成音全てを鳴らしているからです。
ただ、必ずこうしなければならないというわけではありません。
あえて「ルート+5度」を多めに使うという方法もあります。
3度がないことで少し響きが平たく、どっしりした感じがありますね。
これも表現としてアリなのです。
色々試して自分好みの使い方を見つけてもいいですね。
右手を和音にするとより美しくなる
これまで右手はメロディー単音を演奏してきましたが、部分的に右手を和音にするとより美しいサウンドをつくることができます。
より雰囲気あるサウンドになりましたよね。
ここでのポイントはこちら。
- メロディーとルート以外の音をどちらの手で弾くか
- 必要に応じて両手で弾く音を重複させる
よく使われる押さえ方を3つピックアップします。
右手と左手でこんな風に分解することができます。
1)左手:ルート+5度/右手:3度+5度
2)左手:ルート+5度/右手:3度+ルート
3)左手:ルート+5度/右手:5度+3度
ダイアトニックコードをに当てはめていますが、これらの押さえ方はあらゆる場面に使えるので覚えておくとよいでしょう。
まえばよしあき
この記事のまとめ
いかがでしたか?
コードトーンに続き、少し難しく感じるかもしれません。
ダイアトニックコードを見て、自由に使えるようにしておくと演奏のボキャブラリーが増えますよ^^
ぜひ試してみてください!
次回は、ここまでの解説を踏まえたでデモアレンジを作っていきます。
うさぼんぬ
- 「ルート+5度」「ルート+3度」は必ずルートが一番下の音になるので、安定感が生まれる。
- 基本的にはメロディーが使っていない音を弾く。ただし、縛られず自分の好みで使う音を選んでもOK。
- 右手にも和音を加えることで、さらに充実した響きにすることができる。
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