【バンドキーボード入門】シンセの音作りはまずここから

 

「バンドキーボーディスト」解説シリーズ

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バンドキーボーディストのアレコレを解説していくシリーズです。

 

バンドキーボードとしての知識も少しずつ増えてきたころではないでしょうか?

バンドキーボードは、音選びと同時に「音作り」も求められます。

 

プリセット音源だけでは物足りないとき、ひと工夫したいときなど。

初心者でもすぐ活用できる方法を解説していきます。

 

この記事ではこんなことがわかるぞ。

うさぼんぬ

音作りって?

「音作り」って難しい印象がありますよね。

イチからつまみをいじってつくるイメージがあるかもしれません。

 

まずは初歩的な「プリセット音源の加工方法」からはじめましょう。

どういう操作をすると、どういう変化がうまれるのか。

音が変化する感覚を掴むことに着目していきましょう!

 

初心者にオススメしたい音色の加工方法

それは「エフェクト」と「レイヤー」です。

この2つは、だれでも・カンタンに・効果的に音色の加工ができます。

エフェクトについて

「エフェクト」とは、元々の音色になんらかの加工をほどこすこと。

エフェクトにはたくさんの種類がありますが、代表的なものから音の変化を感じていきましょう。

プリセット音源を元々の音色として加工する方法を解説していきます。

レイヤーについて

「レイヤー」とは重ねること。

キーボードでは複数の音色を同時に鳴らせるようにセッティングできます。

これにより、オリジナルの音色を無限に作り出すことができます。

 

実際にそれぞれの音でどんな変化があるかを見ていきましょう。

代表的なエフェクト4選

実際にもっとも代表的なエフェクトはこちら。

エフェクト名 得られる効果
歪み系 ・オーバードライブ
・ディストーション
歪み
モジュレーション系 ・コーラス
・フェイザー
・フランジャー
ゆらぎ・ウネリ
空間系 ・ディレイ
・リバーブ
残響・奥行き
周波数調整 ・イコライザー 音質の調整

これらのエフェクトはキーボードに内臓されています。

しかも設定したパラメーターはセーブできるので、作った音色をいつでも呼び出せるわけです!

聞いたことがあるものもあるな。

うさぼんぬ

まえばよしあき

歪みはギターのエフェクターでも有名だね!

 

歪み系

歪みといえばギターの専売特許と思いきや、キーボードでも積極的に使われています。

ディストーションとオーバードライブは違いがわかりづらいですが、ディストーションの方が歪みの量が多いと考えておきましょう。

特にエレピやオルガンの音色にかけると迫力のあるサウンドになります。

エフェクトなし

ディストーション

攻撃的なサウンドですね。

オーバードライブ

ディストーションと比べると歪みは少ないですが、さりげない歪みで音が太くなりました。

 

モジュレーション系

モジュレーションとは「ゆらぎやウネリ」のこと。

それぞれで特色があるので耳で聞いて感じてみてください。

エフェクトなし

コーラス

音にゆらぎが加わることで、広がりがでたり厚みが増したりします。

フェイザー

音がうねっている感じが伝わりますね。

フランジャー

こちらはフェイザーとはちょっと違ったウネリですね。

 

空間系

空間系エフェクトとは、残響や奥行きなど空間をデザインするためのエフェクトです。

もっともよく使うエフェクトだと思うので違いをおさえておきましょう。

エフェクトなし

リバーブ

音にホールのような広がりが加わりました。

元の音の生々しい感じも、リバーブが加わるだけで急にリッチになります。

ディレイ

鳴らした音に対して遅れて音がなるエフェクトです。

音がバンドと混ざりづらいときは、うっすらディレイをかけるだけでまとまったりもします。

 

周波数調整

最後に「イコライザー」について。

イコライザーはエフェクトというより、周波数の調整に使われるもの。

これにより音質の調整が可能です。

周波数とは

音の振動数のこと。1秒で繰り返される音の波の回数をHzであらわします。

  • 高域:3K(3,000)Hz以上
  • 中域:3K(3,000)〜200Hz
  • 低域:20〜200Hz

ざっくりですが・・・

高域は「明るさ」に、中域は「音の芯」に、低域は「音の太さ」に、それぞれ影響します。

イコライザーでこんな効果が得られます。

  1. 音色をより曲のサウンドにマッチさせる
  2. 音色をより聞こえやすくする
  3. 音質そのものを変化させ、オリジナルの音色をつくる

イコライザーの調整はとても難しく、いじりすぎに注意。

シンセサイザーのフィルターの考え方にも通じるので、周波数のことは知っておくとよいですね。

 

レイヤーで個性的なサウンドを手に入れる

音色と音色を重ねると、当然ですが違う音色になります。

レイヤー機能を活用すると、こんなサウンドが作れます。

ピアノ+ストリングス

ピアノとストリングスでリッチでゴージャスなピアノサウンドになります。

ピアノのみ

レイヤー後

 

ベル+パッド

幻想的サウンドが簡単につくれます。

ベルのみ

レイヤー後

 

ストリングス+ストリングス

ストリングスはその音だけだと音の混ざりがよくなかったり、聞こえ方が物足りなかったりします。

そんな時に使えるテクニックです。

違う音色を重ねる

レイヤー前

レイヤー後

厚みが増して、よりゴージャスなサウンドになりました。

オクターブで重ねる

レイヤー前

レイヤー後

音に芯ができて太くなりました。

 

レイヤーのコツ

レイヤーのコツは、重ねる音色の音量バランスです。

音量バランスでまったくの別の音色になります。うっすらと重ねるだけでもしっかり効果が得られます。

まえばよしあき

ただし、重ねすぎに注意!

 

この記事のまとめ

いかがでしたか?

ご紹介した内容はごく一部。自分なりに組み合わせて、音作りを楽しんでください。

音作りはむずかしいものですが、音の変化を知ることが一歩目です。

ご紹介した内容が役に立ったら嬉しいです。

 

まとめるぞ。

うさぼんぬ

  • 初歩的なプリセット音源の加工からはじめよう。
  • どういう操作をすると、どんな変化が生まれるのかを感じてみよう。
  • 初歩的な加工方法は、エフェクトとレイヤー。
  • エフェクトをかけるだけで、個性的な音色になる。
  • レイヤーは厚みを出したりするだけでなく、独特な音色を作り出すこともできる。
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