もっと効果的で、効率がよい練習のコツを知りたいぞ。
うさぼんぬ
こんにちは。キーボーディストのよしまる(@440keyboard)です。
楽器演奏をする人にとって気になるのは「練習方法」ですよね?
先日、Twitterで練習効果がアップするヒントをまとめてみました。
【図解】練習効果がアップする9つのアイデア✨
— よしまる🎹 (@440keyboard) October 26, 2021
❗️伸び悩んでいるときは、
練習方法を見直すときかも?
バンド、弾き語り、ソロピアノなど
練習効果アップのヒントを集めました
できそうなものを3つ〜取り入れると、
練習のクオリティアップにつながります😊
ヒントになったら嬉しいです✨ pic.twitter.com/NhaKRLCTXv
今回は、このツイートを踏まえて9つの練習のコツについて解説していきます。
この記事ではこんなことがわかります。
- 確実に上達するための練習のヒントとコツ
- 上達が実感できるマインドセット
- 毎日の練習が楽しくなる方法
まえばよしあき
効率的な練習にするための9つのヒント
練習が続く人と続かない人、上達する人とそうでない人にはどんな違いがあるのでしょうか?
今回ご紹介する9つのヒントは、プロは当然のようにやっているようなことばかり。初心者の方にも大きなヒントになると思います。
ひとつずつご紹介していきますね!
1|習得には時間がかかると心得る
多くの人が勘違いしていますが、曲の習得にはそれなりに時間がかかります。
プロでも、難しい曲であれば1か月以上かかることもあるのです。
新しいことを習得することは、それなりに時間がかかるという自覚を持つこと。
初心者であれば1曲の習得に2〜3か月、長ければ半年はかかると思っておきましょう。
でも、毎日コツコツと手を動かしていけば、必ず弾けるようになるし上達します。
1日30分でも、たった2〜3か月で一生もののスキルが入ると考えれば短いと思いませんか?
自分のペースを大切に、楽しみながら取り組んでほしいです!
2|曲を聴きながら構成を確認する
ポップスは特に顕著ですが、同じ構成のくり返しであることが多いです。
まず、似ている造りのセクションを把握しておきましょう。
わかりやすい曲であれば、セクションは4〜5種類しかない時もあります。
つまり、「1番のAメロ」が弾ければ「2番のAメロ」も概ね弾ける、ということ。
自分にとってわかりやすいところから始めて構いません。
「必ず最初から弾かなければいけない」という先入観は今すぐ捨てましょう。
【お願い】
— よしまる🎹 (@440keyboard) October 28, 2021
練習前に「聴いて」ほしい🦻
BGMとしての音楽と、
演奏としての音楽は別物。
まず「楽譜を見ながらよく聴く」こと。
頭の中を曲でいっぱいにしてみよう。
・メロディーは歌える?
・リズムは歌える?
・オブリは歌える?
これ、本当にスムーズになります。
10回以上は聴けると◎✨
また、楽譜を眺めるときは、かならず曲を聴きながらやりましょう。
楽譜の場所と曲の場所を一致させると、驚くほど曲の理解がスムーズになります。
少なくても10回以上は聴いてみてくださいね!
3|くり返しゆっくり弾く
ピアノを練習するときに大切なことは、全てを同時に覚えようとしないこと。
まずは音を覚える、次にリズムを覚える。
という風に、やることを整理してひとつずつ覚えていくことが大切です。
音を覚えるときは、ゆっくり・ひとつひとつの音をしっかり覚えていきましょう。
最初は手の形や指の動きなど、自分の覚えやすいやり方で大丈夫です。難しく考えないこと!
4|くり返し止まらずに弾く
覚えたら止まらずに弾く練習をしましょう。
上達しない理由のひとつは「弾く時に止まってしまうこと」です。
止まらずに弾く練習をくり返ししていると瞬発力が養われます。
逆に、止まりながら練習していると「待つことへの甘え」から抜け出せなくなります。
演奏は待ってくれないのです。ゆっくりのテンポでいいので、止まらない練習をしていきましょう!
もうひとつ。上達しないひとつの理由に「量が少ない」があります。
「100回は弾け」と言われることがありますが、本当に100回弾くと音を覚えられます。
毎日5回でも10回でもいいので、繰り返すことを大切にしてください。
日常生活や普段の仕事だって、くり返したことで身についていることばかりです。
楽器演奏も例外ではありません。ひたすらくり返しましょう!
5|気合を入れて録画する
ある程度演奏が形になってきたら、スマホで録画しましょう。
【ピアノうまくなりたい人に伝えたい方程式】
— よしまる🎹 (@440keyboard) September 5, 2021
やみくもに10時間練習 < 目標を決めて30分の録画
❶目標を決める
❷録画する
❸目標に対して点数をつける
❹改善のためにやることを1つだけ決める
❺決めたことを取り入れて練習する
これの繰り返しだけ。
1週間でバリバリ成長です。
「緊張感」こそ上達の必須項目です。
週に一度録画を取り入れるだけで、上達の速度が上がります。
緊張感。効果的な練習に欠かせないこと。ダラダラ1時間練習するより、目的を決めた30分の方が効果がある。オススメは「録画」。記録に残すことで緊張感が生まれ、誰かに聴かせる意識が芽生える。意識の差が大きな差になります。闇雲な練習より一度の録画。週一回やれると◎😊
— よしまる🎹 (@440keyboard) October 21, 2021
ポイントは「録画の回数を決める」こと。
だらだら何十回も録画したところで、それは練習と変わりません。
5回と決めたらその中のベストを選ぶ。
できなくてもいい、間違えてもいい。もっと大切なのは現在地を自覚することです!
6|やり切ったら全力で褒める
録画をやりきったら自分を心から褒めてください。
やりきったことを喜びましょう。
「間違えた」「できなかった」「止まってしまった」は、ただの結果論です。
やりきったことが何よりも成長なんです。だから、精一杯褒めてあげてくださいね♪
7|客観的に振り返る
録画したら、冷静になって振り返りましょう。
おそらく赤面すると思うし、いやな感情も湧いてくることだと思います。
そんな感情は一切無視して、客観的に自分の演奏を観察してみましょう。
よかったと思うこと、もっとできたと思うこと、動画を振り返ってメモを取ってみてください。
8|楽譜に書き込む
振り返りでの気づきを楽譜に書き込みましょう。
間違えやすいところや、指使いが苦手なところ。自分の弱い部分を書き込みましょう。
楽譜はキレイに使ってはいけません。楽譜は書き込んで、自分の成長を記録する場所です。
9|練習の記録をつける
練習の記録は本当におすすめです。
記録には「行動記録」と「成長記録」の2種類があります。
行動記録は、日々の練習の記録です。
- 練習した時間数や回数(30分×2回)
- 練習メニュー(ハノン、課題曲)
- 練習した小節数(Aメロを8小節など)
という風に、かんたんなメモ程度でオッケー。
記録することに義務感をもたず、気楽な気持ちで記しておきましょう。
記録を忘れても、練習をさぼっても自分を責めずにやってみてくださいね!
成長記録は、「曲の練習をはじめた日」と「曲が弾けるようになった日」があるとよいですね。
どれくらいの練習期間だったか、毎日どんな練習をしてきたか、など。
できるようになってから振り返ると、きっと多くの気づきが得られるはずです。
モチベーションアップにもつながるので、練習記録はおすすめです!
暗譜するなら時間数より回数。
— よしまる🎹 (@440keyboard) November 7, 2021
1時間の練習がとりづらい人は、
回数で分けてもよいかも。
・1時間を1回
・30分を2回
・20分を3回
こまめに楽器に触れると、
記憶の定着率もあがります。
でも、やっぱり弾きたいときに弾くのが一番♡
この記事のまとめ
それでは、この記事のまとめです。
- 習得には時間がかかると心得る
- 曲を聴きながら構成を確認する
- くり返しゆっくり弾く
- くり返し止まらずに弾く
- 気合を入れて録画する
- やり切ったら全力で褒める
- 客観的に振り返る
- 楽譜に書き込む
- 練習の記録をつける
一度に全部やろうとせず、できそうなところから2〜3個ずつ普段の練習に取り入れてみてください。
1週間でも練習に変化が起こること間違いなしです!
参考になったら嬉しいです。
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