こんにちは。キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。
生徒さんからもよく質問を受けるのですが、「弾き語りで弾く音域がわからない」ということ。
弾く音域ひとつで曲の雰囲気を左右するとはいうものの、具体的にどうすればよいかってわからないですよね?
今回は、実際の弾き語りで使える「音域」についての考え方を解説していきます。
ピアノ伴奏の音域を決めるコツ
弾き語りおいては「右手:コード/左手:ベース」という役割になります。
この2つで伴奏の雰囲気が決まります。
・左手と右手の間隔
・弾く音域
ひとつずつ見ていきますね。
左手と右手の間隔
右手と左手の音域は、曲の雰囲気に合わせて広げたり・狭めたりする必要があります。
広げれば迫力があるサウンドになり、狭めれば落ち着いたサウンドになります。
これらの組み合わせによって曲の流れを作ることができます。
弾く音域
ピアノは88鍵という音域が存在しますが、常に同じ音域で弾いているだけだとマンネリしてしまいがちです。
曲の雰囲気に合わせて弾く音域を高くしたり、低くしたり。
前後の流れで変化させていくことで、抑揚のある伴奏にすることができます。
この2つを念頭において、音域について詳しくみていきましょう。
1、左手と右手のルートが1オクターブ
音域が狭いので、落ち着いた印象のサウンドになります。
音域が狭い分、弾く音域でさらに雰囲気を変えることができます。
低い音域であれば、さらに落ち着いた印象に。
高い音域であれば、繊細な印象に。
比較的に曲が盛り上がっていない場所で使うとよいでしょう。
まえばよしあき
2、左手と右手のルートが2オクターブ
1より少し迫力があるサウンドです。
前後の流れによりますが、サビなどに使える音域です。
まえばよしあき
3、左手と右手のルートが3オクターブ以上
とても広がりがあり、ゴージャスで迫力があるサウンドになります。
こちらも前後の流れによりますが、大サビや歌のないイントロ・間奏に使えるでしょう。
まえばよしあき
この記事のまとめ
音域を決めるのは、「作りたい雰囲気」と「前後の流れ」です。
Youtubeの弾き語り演奏を見る時に、弾いている音域に注目してみるときっと発見があるはず!
ご紹介した内容を参考に、研究してみてください。
- ピアノ伴奏は「左手と右手の間隔」と「弾く音域」で雰囲気が決まる。
- 音域が狭いと落ち着いたサウンドに、音域が広いと迫力のあるサウンドになる。
- 音域は「作りたい雰囲気」と「前後の流れ」から考えてみよう。
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