「バンドキーボーディスト」解説シリーズ
バンドキーボーディストのアレコレを解説していくシリーズです。
キーボーディストとひとことで言ってもスタイルはさまざま。
当サイトでは説明のため、4つのスタイルに分けて解説します。
実際はスタイルの組み合わせですが、どれかを主体にすることが多いです。
それぞれを理解することで、これからやるべきこと、購入する楽器や機材・学ぶ順番まで明確になります。
- バンドピアニストスタイル
- ザ・キーボードスタイル
- シンセで攻めますスタイル
- なんでも手弾き屋スタイル
今回はその中のひとつ、独創的にバンドを彩る「シンセで攻めます」についての解説です。
うさぼんぬ
シンセで攻めますスタイルの特徴
シンセサイザーはとにかく音色が多彩で豊富、もはや無限といったほうがよいかもしれません。
楽器にはつまみやスイッチがたくさんついていて複雑に見えますよね。
うさぼんぬ
まえばよしあき
その音色は他の楽器には出せない独創的なものばかりです。
バンドサウンドに迫力をだすのはもちろん、個性をより色濃くすることもできます。
パッドのように厚みを加えるサウンドだけでなく、ピコピコ音や効果音的な音まで。
飛び道具としても活躍できちゃいますね!
まえばよしあき
シンセサイザーの音の知っておこう
まずはシンセの音を聴いてみましょう。
無限にあるシンセの音色も、大きく5つにカテゴリー分けすることができます。
- シンセベース
- シンセリード
- プラック
- パッド
- シーケンシャル
うさぼんぬ
まえばよしあき
シンセベース
シンセリード
プラック
パッド
シーケンシャル
どれも個性的で存在感がありますよね!
うさぼんぬ
まえばよしあき
次に、シンセで攻めますスタイルで大切にしたいことを見ていきましょう。
シンセで攻めますスタイルで大切にしたいこと
「シンセで攻めます」というくらいですから、とにかく主張が強いサウンドです。
その主張の強さに物怖じせず、楽しみながら音色を出していきましょう。
このスタイルで活躍するなら、
- シンセを使っているバンドのサウンドにふれまくること。
- 実際に音を出して、自分なりにいじってみて、使い方を覚えていくこと。
そうやって自分なりのサウンドを見つけていきましょう。
では、実際にシンセを多用する攻めているバンドを紹介します。
シンセで攻めてるバンド7選
シンセの使い方がかっこいいバンド・アーティストを選んでみました。
まえばよしあき
- TM NETWORK
- POLYSICS
- キュウソネコカミ
- サカナクション
- ジェニーハイ
- Official髭男dism
- D.A.N.
TM NETWORK
シンセという楽器をよりメジャーにしたバンドだといえます。
そのサウンドには小室サウンドという名前がつくほど。
シンセで攻めたいなら一度は聞いてほしいサウンドです。
POLYSICS
バンドとシンセをうまく融合し、独特のサウンドを作ってます。
シンセリードやシーケンシャルなどうまく取り入れて、聞いていてたのしいですね。超参考になります。
キュウソネコカミ
シンセリードでイントロをとるのはもはや大定番。
歌のある中でもユニゾンやオブリガート、裏メロなど音色を変えながら効果的で印象的に使ってますね。かっこいい!
サカナクション
こちらも今やキーボードがいるバンド日本代表でしょう。
ギターが日本いる5人編成でも、圧倒的に個性的でなくてはない存在になっています。
音色選び・アレンジが最高。必聴です!
ジェニーハイ
バンドというより基本的に打ち込みでサウンドつくられていますが、シンセ音をふんだんに使ってます。
シンセの5つのカテゴリー全て使ってます。
ついつい映像に目がいってしまいますが、サウンドも聞いてください。笑
Official髭男dism
こちらも語るまでもないですが、ピアノだけでなくシンセを使って個性を作りだしているバンドです。
ベースパートがエレクベースではなく、シンセベースを弾いているのに注目です。
D.A.N.
シーケンシャルやパッドが裏で漂っているだけで、バンドの印象はガラリと変わります。
シンセがとてもよい仕事をしています。絶妙な使いどころに注目してみてください。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
シンセサイザーがバンドにもたらす大きさを感じてもらえたでしょうか?
お好みをサウンドを見つけたら、手元の楽器で似た音色を探してみるところからはじめてみてください。
うさぼんぬ
- シンセサイザーは音色が多彩で豊富、というか「もはや無限」。
- 他の楽器には出せない独創的なものばかり。ハマると沼。
- シンセの音色は5つに分けられる。
- とにかく主張が強いサウンドけど、物怖じせず楽しみながら音を出そう。
- シンセを使っているバンドのサウンドにふれまくろう。
- 実際に音を出して、自分なりにいじってみて、使い方を覚えていこう。
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