ピアノ・キーボードの基礎練習|間違った考え方と対処法

キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。

 

基礎練習はとてもとても大切ですが、基礎練習を目的にしてしまっている人が多いように感じています。

うさぼんぬ

ついやった気になって満足しちゃうんだよな

しかしながら、基礎練習をどれだけ頑張っても表現力がアップするわけではありません。

基礎練習とは、演奏力向上のためのいわば筋トレです。
筋トレは必要ですが、競技の練習をしなければ試合には出られませんよね。

 

限られた時間を無駄にしないためにも、基礎練習に対する考え方をお伝えします。


重要:基礎練習は一定の強さで弾こう


基礎練習をするときの落とし穴は、最初からリズムやアクセントをつけようとしてしまうことです。

アクセントやリズムをつけることは悪いことではありません。
ただ、音楽的感覚が身につく前からむやみやたらにやると、変なクセがつきます。

基礎練習においては、リズムやアクセントはつけず、一定の強さ・音価で徹底的に練習するのがオススメです。

リズムやアクセントのつけ方には個人差が出てしまいますが、
「一定の強さ」という明確な基準であれば、プロアマ関係なく、それなりに近い基準を持つことができます。

リズムやアクセントを養う練習は実際の曲を演奏する際に、
お手本をしっかりと聴いて意識していくことがの方がよいと思います。

つまり、基礎練習曲では、基本に忠実に
音楽的なリズムやアクセントは実際の楽曲から学んでいくのがよいということですね。

 

次に、実際に基礎練習の時に意識しておいたほうがよいことを説明します。


基礎練習するときに意識しておくべきこと5選


基礎練習とは、名前のとおり「基礎」を身につけるための練習です。

  1. 姿勢
  2. 手首の脱力
  3. 手の形
  4. 指番号
  5. テンポ

順番に説明します。

1.姿勢

世界には姿勢が綺麗なピアニストもいれば、猫背のピアニストもいます。
ですが、基礎練習の時は、背筋は伸ばし・肩の力を抜いて取り組むことをオススメします。

理由は「疲れやすくなるし、変なクセがつくから」です。

当然ですが、背筋が曲がっていると集中力が落ちます。
同時に疲れやすくなってしまうし身が入らない。

憧れのピアニストがどんなに素晴らしい奏者で猫背であったとしても、練習の時だけはマネしないようにしましょう。

姿勢も表現の一部ですから、「まずはできるようになってから」です。

2.手首の脱力

手の形を意識する前に、手首を脱力を意識しておくとよいです。
僕は「おばけの手首みたいにダラーンと」なんて伝えたりもします。

肩〜腕〜手首までは「重力」を感じるくらい脱力できるとよいですね。

3.手の形

1〜5の指を、鍵盤のドレミファソに置いてみてください。
それが基本の形と覚えておくとよいでしょう。

ハノンの指番号に従った練習をしていくと、そこからさらに色んな指使いを覚えていけます。

姿勢・肩の脱力・手首・指番号首をしっかり意識できていると、身体の構造上、基本的に間違った形になることはないはずです。

4.指番号

ハノンは指の強化と運指を学ぶには最適です。

アレコレ手を出そうとする前に、まずはハノンの1〜2番からはじめてみましょう。
それ以降も全部やる必要はありません。必要な練習曲を選んでやってみてください。

 

その他、指使いを学ぶのであれば指番号の記載がある譜面(クラシックが多い)で練習するのもよいですね。

5.テンポ

とにかく最初はゆっくり始めましょう。

できていない段階でもテンポアップしてしまう人をよく見かけますが、ここで焦ってはいけません。

早くできるようになりたい気持ちはイタイほどわかるんですが・・・
ミスるクセがついたり、変なフォームのクセがついてしまう可能性があります。

  • 感情を入れない
  • 正確さ
  • 正しいリズム
  • 一本一本の指の動き
  • 音の一定の強さ
  • とにかくゆっくり

これらを意識してみましょう!
楽勝になったら、テンポをあげてみてください。

とても疲れると思うので、10〜15分ずつなど区切ってやることもオススメです。

 


まとめます

  • 最初からリズムを変えたり、アクセントをつけようとしない 
  • まずは一定の強さを意識してやろう
  • 意識すべきは「姿勢・手首の脱力・手の形・指番号・テンポ」
  • 最初はとにかくゆっくり、正確さを意識する

このあたりがポイントですね。

初心者の段階で独断すると変なクセがついて、結果的に遠回りになります。

最近は、Youtubeなどからお手本動画も溢れているものの、
遠回りをしたくない方はレッスンを受けた方がいいです。

ちなみに僕は独学なのでそれなりに遠回りをしました。
その経験から言えるのは、レッスンは独学でかけた時間の10分の1で正しい答えにたどりつけるということ。

ということで!
みなさんはそうならないよう、自分に合った先生を見つけてレッスンを受けてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おわり。

コメントを残す