毎日の練習を「確実な上達」に結びつける方法

キーボーディストのマエバヨシアキ(@maebayoshiaki)です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

さて、今日のお話しは

毎日の練習を「確実な上達」に結びつける方法

という、テーマでシタタメていきたいと思います。

よく「上達しないのは自分に才能がないからだ」といったことを耳にします。
僕もそう思っていた時期があるので、この気持ちはとてもよくわかります。

ただ、「上達」という漠然とした定義を掲げたとしても、人それぞれで全くちがいます。
#当然ですよね

「上達の定義が人それぞれバラバラ」という前提の中で、
「上達しないのは自分に才能がないからだ」と考えるのはちょっと浅はかかもしれません。

本田圭佑選手の考えるサッカーの上達と、僕の考えるサッカーの上達の定義は間違いなく違います。
#比較することすらおこがましい
#そもそもサッカーできない

大切なのは【その上達の定義は自分の目線に合ってますか?】ということだと思うんです。

目標達成の法則に当てはめてみる

「確実な上達を手に入れる方法」なんてあったら、みなさん喉から手がでるほどほしいはずです。
#僕もほしい

残念ながら、楽をして手に入る上達は存在しません。
自分で考えて、練習して、改善して、、、こういったアクションなしで上達することはありえないのです。
#腹くくりましょう

上達するとは、言い換えれば「自分の定めた目標を達成する」ということなのですが・・・

いいものがあります!(^O^)/

ビジネスの世界でも活用されている【SMARTの法則】というものです。

  • Specific(具体的)
  • Measurable(測定可能)
  • Achievable(達成可能)
  • Related(関連性がある)
  • Time-bound(時間制約がある)

SMARTはそれぞれの頭文字をとったもの。

この5つを満たしている目標は実現可能であるという法則です。
逆にいうと「これらを満たしていない目標は実現は難しい」ということです。

これは演奏の上達にも当てはめられそうです。
せっかくなのでカスタマイズしてみましょう!

(お題)
一週間後セッションがある。課題曲が3曲出されている。
全曲はじめましてで、このままだとコードバッキングどまり。
せっかくなのでテーマを弾きたいし、できればアドリブにも挑戦したい。

という状況の人がいるとして、SMARTの法則に当てはめていきます。

Specific(具体的に)

【誰が読んでもわかる、目標を明確で具体的な言葉で表す。】
→何をどう達成したいのか、を言語化するということですね。

例)課題曲3曲のテーマを左手でコードバッキングしながら、右手でテーマを弾ける状態にする。

Measurable(測定可能な)

【目標の達成度合いが自分だけじゃなく他人にもわかるように、その内容を定量化して表す】
→定量化=数値化するということ。
楽曲の場合であれば、BPM=〇〇で弾ききるとか、〇〇小節アドリブを弾ききるとか。

例)Aという曲のテーマをBPM=60からスタートして、一週間後にはBPM=98で演奏できるようにする
例)Aという曲のアドリブを1コーラス分弾ききる

Achievable(達成可能な)

【希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かどうかを確認する】
→与えられた時間の中で現実的に達成できる目標か。

一週間で100曲を覚えるというのはあまり現実的じゃないですよね。
でも、10曲ならかなり現実的。
自分の現在の能力・力量を、冷静に把握して、現実的に達成できるかをジャッジします。

例)1日2時間しか練習ができず、3曲は難しい。最低1曲だけでも完璧に仕上げる。

Related(関連性がある)

【設定した目標が関連する内容になっているかどうかを確認する】
→目標設定の中に、無関係なものを入れていないか。

よくある落とし穴は、セッションに行くという目標を立てていながら基礎練習に時間を割きすぎてしまっているパターンです。
その時間をセッションの練習に当てたほうが、セッションでの成功確率は上がります。

例)セッションまでの一週間は基礎練を3分の1まで減らして、その分のセッション曲の練習に当てる。

Time-bound(時間制約がある)

【いつまでに目標を達成するか、その期限を設定する】
→期限がないものは目標になりえません。
#永遠に叶わない目標あるある

今回は一週間後なので7日間という期限あり。
7日間で課題曲をどれくらい達成するのか、と考えられますね。

例)7日間で3曲なので2日に1曲を徹底的に練習する。最後の1日に三曲をバランスよく練習する。

という風に、目標を細かく見て、それぞれの項目に当てはめていくと、練習メニューの作り方も変わってきますよね。
視点や視野が変わりますのでぜひお試しください。

目標達成をより現実的にするために

「SMARTの法則」に当てはめるだけでもかなり効果が高いのですが、
より効果的に活用するために僕が決めていることを紹介しておきます。

1.やらないことを決める

前述してますが、練習を多方面に分散させると逆効果になることがあります。
#特に期限があるときはなおさら

よくあるのが基礎練習のやりすぎです。
基礎練習っていわば筋トレ、期的に続けて初めて効果を発揮するものです。

基礎練習(=筋トレ)の条件は「負荷」です。
「できること=負荷のかからないこと」をやっていても、それは筋トレ(=基礎練習)にはなりづらいですよね。
#注意したい基礎練習のルーティン化

さらにいうと「それをやっている自分に満足」してしまいがち。
今目標をすでに持っているのであれば、基礎練習の比重や取り組み方は見直してみてもいいかもしれません。
#基礎練習していてもアドリブはとれるようにはなりません
#耳が痛い

2.目標達成に感情はいらない

演奏表現には目一杯の感情を込めてほしいのだけど、目標達成に感情を持ち込まないようにしています。

今どの地点にいて、
目標の地点までの距離はどれくらいで、
いつまでに達成しなくちゃいけなくて、
そのためには毎日これくらい取り組まないといけない・・・

という風に
とにかく冷静にロジカルに【今の自分と、目標の自分までの距離を測りつづける】こと。
ここに感情は必要なくて、そこにある事実=距離だけに目を向けます。
#「自分は全然だめだ」という気持ちも、毎日ふつーに沸き起こりますが笑

一喜一憂にエネルギーを消耗するくらいなら、
「現実的に目標までの距離を測って、取り組み方を改善していくことにエネルギーを使えるようにしたい」と常々思います。

みなさんはどうでしょうか?

まとめると

気づけば長文になっちゃいました・・・

  • 上達の定義は人それぞれ、まず自分の考える上達に目線に合わせよう
  • その上達を達成するための目標を決めよう
  • その目標をSMARTの法則に当てはめて、より具体的にしてみよう
  • 目標を達成するためにやらないことを決めよう
  • 目標を達成するのに感情を持ち込まないようにしよう

なかなか簡単ではないですが、時間も体力も有限です。
せっかくなら実感につながる練習に取り組んでいきたいですよね!

というわけで、

毎日の練習を「確実な上達」に結びつける方法

についてシタタメてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、今日もよい1日をお過ごしください。

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