【大図鑑】キーボーディストの必要機材はズバリこれ!

キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。

 

バンドでキーボードを弾きたい!という方向けのガイドマップを作成しています。
【随時更新】バンドキーボード初心者のための完全マップ

 

前回は、バンドキーボーディストを目指す前に4つのタイプを理解しておこうというお話でした。

「自分にとって必要な機材」のことも理解するためのステップになるので、まだの方はぜひ読んでみてください。

【はじめる前に】キーボーディストのタイプを知っておこう

 

今回は「楽器」をはじめとする、必要な機材に関するお話です。

うさぼんぬ

楽器はわかるが、他に何を買えばいいのかわからんのだ…

機材を揃えるポイントは「どういう音色を、どれくらい扱うのか」が大きく関係してきます。

最低限必要な機材を揃えたら、あとはケースバイケースで必要ものを揃えていけばよいだけ。

 

それではみていきましょう!


保存版:タイプ別で見る必要機材一覧

前回ご説明した「4つのタイプ」別に必要機材をまとめてみました。

タイプ バンドピアニストタイプ ザ・キーボードタイプ
音の便利屋タイプ
サウンドメイカータイプ
1台のみ 2台以上
楽器
キーボードケース
キーボードスタンド
ペダル サスティン
フットスイッチ ×
ボリュームペダル ×
エクスプレッション ×
シールドケーブル
ミキサー × ×
ヘッドフォン
スピーカーアンプ

◎:絶対必要

◯:必要・あったほうがいい

△:ケースバイケースで買い足し

×:いらない

うさぼんぬ

なるほど!自分の目指すタイプから必要な機材を選べばいいんだな。

まえば

そのとおり!ひとつひとつ解説していくね。

 


【解説】キーボーディストが用意しておきたい機材一覧

機材は挙げだしたらきりがありませんが、必要なものは案外決まっています。

  1. 楽器本体
  2. キーボードケース
  3. キーボードスタンド
  4. ペダル類
  5. ミキサー
  6. シールドケーブル
  7. ヘッドフォン
  8. スピーカー
  9. 電源タップ

それぞれを詳しく見てみましょう。

楽器本体(★★★★★)

いわずもがなですが、必ず「楽器本体」は購入しましょう。

最近は安価で軽量な廉価版キーボードが増えました。
廉価版といっても、音色は十分プロの現場でも使用できるハイクオリティーなものが多数あります。

バンドピアニストタイプであれば、88鍵のステージピアノや電子ピアノがよいでしょう。
それ以外のタイプは、61鍵以上のシンセサイザーやキーボードから選ぶのがよいです。

楽器選びのコツは別の機会にご説明します。


 

キーボードケース(★★★★☆)

キーボードケースは持ち運びするのであれば必要になります。

車での持ち運びが可能ならハードケースでもよいですが、個人的にソフトケースのほうがオススメです。

ハードケースは、とにかく場所をとるし重い。。。
楽器を大切に運びたいということであれば持っておいてもよいと思います。

バンドピアニストタイプの場合

基本的にはスタジオやライブハウスでのレンタルする機会が多いと思います。
持ち運びが発生しそうだったら用意しておくと良いでしょう。

弾きなれない鍵盤は少なからず演奏にも影響がでます。
自分の楽器にこだわりたい方は、持ち運びする前提でケースも用意しておくのがオススメです。

ザ・キーボードタイプの場合

取り扱う音色が少ないのでスタジオではレンタルする人も多いですが、ライブは持参することになるので持っておくとよいでしょう。

音の便利屋・サウンドメイカータイプの場合

マイキーボードで音作りした音色を使うことが多いので、持ち運びは必須。
ケースは確実に持っておくのがオススメです。


キーボードスタンド(★★★☆☆)

自分の弾きやすい高さに調整して楽器をおくことができます。

ちょうど良い高さの台があれば、自宅ではなくても困らないかもしれないですが、
高さや配置などの変更にも対応できるのであったほうがよいです。
(特に2台以上キーボードを使う人は必須です!)

いくつかポイントを書いておきます。

選ぶ時は「耐荷重量」(何キロまでOKか)と「安定性」(ぐらつきが少ない)を基準にしておく

演奏中にぐらつきがあると集中できません。安定性はスタンドの絶対条件といっても過言ではないでしょう。

まえば

「耐荷重量」は、演奏時の体重もかかるのである程度余裕があるとよいですね!

キーボードスタンドの種類

・コの字型

安定性が高く、ぐらつきが少ないです。
高さの調整はそれぞれの足のネジの取り外しが必要になります。

YAMAHA LG-100が最も一般的でしたが、最近は下のような後継機が出ているようです。

・X字型

ここ最近最も主流のスタンドです。

高さ調整が簡単で、軽量なものが多いので持ち運びにも便利です。

X字を構成するバーが、1本のもの(シングル)と2本のもの(ダブル)があります。
88鍵のピアノ鍵盤を置くときはダブルを使用するとよいでしょう。

HERCULES(ハーキュレス)あたりが主流だと思います。ダブルは安定性もあってピアノ鍵盤でも安心です。

スタジオやライブハウスはほぼほぼレンタル可能だが事前に確認をしておく

最近のスタジオやライブハウスは、キーボードスタンドを置いていないほうが珍しいですが、必ず事前に何が置いてあるのかを問い合わせをしておきましょう。


ペダル類

キーボーディストの足元のペダルはこの4つを把握しておけば大丈夫です。

サスティンペダル(★★★★★)

ピアノでいう「ダンパーペダル」に相当するペダルで、響きを付加して音を伸ばす役割があります。
演奏上必要なので、楽器とセットで買ってしまいましょう。

踏めば音が伸びるサスティンペダルだけでなく、踏み込み量で響きの量を調整できる「ハーフダンパー」という機能に対応したものがあります。
「ハーフダンパー」は本体とペダル両方に備わってないと機能しないので注意が必要です!

僕は上記の「YAMAHA FC-4A」(ハーフダンパー対応)を使っています。

 

補足:サスティンペダルの極性について

サスティンペダルにはメーカーごとで「極性」というものが存在します。

通常は「踏むと音が伸びて、離したら音が切れます」が、極性が逆だと踏むと音が切れて、離したら音が伸びます。

KORG社のキーボードだけは、他のメーカーと極性が逆になっているため、あらかじめキーボード本体で極性を変更する設定をしておきましょう!
(YAMAHA社やRoland社は極性が同じです)

 

フットスイッチ(★★★☆☆)

音色の切り替えや、オルガンのシュミレーターON/OFFに使えます。

一曲の中で音色を複数扱う場合、演奏しながらの操作が難しい場合があります。
そんな時にフットスイッチがあると便利です。

サスティンペダルの刺し口にさせば、サスティンペダルとしても使えます。

オススメは下記の二つ。

まえば

楽器本体の設定で切り替えができるので、踏みやすさや見た目で選んでもよいですね!

 

ボリュームペダル(★☆☆☆☆)

足元で「音量操作」ができるペダルです。

鍵盤を押さえながら、ボリューム操作ができる優れものです。
フェードインやフェードアウトの時に重宝します。

本体→ボリュームペダル→ミキサーという風に接続します。
シールドケーブルを必要数用意する必要があるため、正直あまりコスパはよくなさそうです。

オススメはこちら。

エクスプレッションペダル(★★★☆☆)

エクスプレッションとは「表現」のこと。
エクスプレッションペダルはキーボード内部の信号の変化を操作できます。

ボリュームの変化をアサイン(設定)すれが、ボリュームペダル同等の効果が得られます。
ボジュレーションやピッチベンドをアサインすることも可能です。

手を使って表現するものを足元で操作できるので、表現の幅が確実に広がります。

オススメはこちら。

 


シールドケーブル(★★★★★)

楽器本体の音を出力するためのケーブルです。

長さはピンキリで50cm〜20mくらいまでありますが、
スタジオやライブハウスで使用するのであれば「5m」を持っておくとよいでしょう。

メーカーは色々あります。

最初はCANAREやmogamiあたりから使ってみて、好みを探っていくとよいと思います。

シールドケーブルはいわば「イコライザー」のようなものです。
ケーブルによって、得意な周波数帯域の出音が変わるため、ハマると沼から抜け出せなくなります。笑

おさえておきたいケーブルマナー

ライブハウスでもレンタルできますが、ぶっちゃけイヤな顔されることあります。

「ケーブルくらい自前を使う」は楽器奏者として最低限のマナー。
出音に無責任と捉えかねられないので、ご注意ください。

 


ミキサー(★★★☆☆)

複数の楽器の出力を、ミキサーでひとつにまとめることができます。

複数台のキーボードを使うとき、比例して回線数も増えます。
キーボードを2台使用する時、ステレオ出力なら4回線分のチャンネルが必要ですが、
ミキサーを使えば、2回線分のチャンネルで足ります。

スタジオでもライブハウスでも、PA宅のチャンネル数が限られているため、
現場でバタバタしないためにもあらかじめ準備しておくとよいでしょう。

ミキサーを使用するメリット
  • 複数台のキーボードの音量バランスを自分の手元で決めることができる
  • ミキサーのヘッドホンからスピーカーなどに出力すれば、自分専用のモニターを作ることができる
  • 普段から音量バランスの調整に慣れておくことで、現場でも冷静に対応できる

僕も使っているオススメはこちら。


ヘッドフォン(★★★★★)

キーボードの音を出力せずに聞くことができます。

もはや説明不要ですね。笑

キーボードは単体で音が鳴らないものがほとんどです。
環境に左右されずどこでも音が聞けるのでこれも楽器とセットで購入しておくとよいでしょう。

ヘッドフォンについて

ヘッドフォンには「オープン型・セミオープン型・クローズド型」があります。

オープンやセミオープン型は長時間装着が疲れないですが、すごく音漏れします。対してクローズド型は長時間装着は疲れますが、音漏れが少なく、満遍なく音が聞こえます。

楽器演奏者は、迷ったら「クローズド型」を買っておくとよいでしょう。

クローズド型ヘッドフォンのオススメはこちら。
(スタジオヘッドフォンのど定番。完全プロユースです。)


スピーカーアンプ(★★★★☆)

キーボードは単体で音が鳴らないものがほとんどです。
楽器の音を出力できるスピーカーとして、一台は持っておくとよいでしょう。

ヘッドホンがあれば音を聞くこと自体はできますが、ヘッドホンで聞く音とスピーカーから聞く音は別物です。

スピーカーから出力される音のほうが、より現場に近い音です。
普段から出力された音に慣れておくとよいでしょう。(騒音対策も忘れずに!)

 

この辺りがリーズナブルでオススメです。

 


【図解】必要な機材を1軍から3軍に分けてみた

一通り、必要機材の説明をしてきました。

総合的にみるとこのような形になります。
必要度と重要度で1軍〜3軍に分けてみました。

 

迷ったら、まずは1軍(=必要最低限)だけを揃えておけばよいでしょう。

ライブハウスやリハーサルスタジオでフォローしてくださる事が多いですし、
実際に活動しながら、必要になったら買い足していくのがよいですね!

 


おまけ:あると便利なアイテム

必要な機材について、理解が深まってきたかところでおまけです。

電源タップ

キーボードは台数が増えると、その分必要な電源コンセント数も増えます。

そんな時は、自前電源タップがあると安心です。

スタジオやライブハウスでも貸してくれますが、
ライブハウスでは十分なコンセント数を確保できないときがあります(電源タップの長さが足りない、なども…)。

シールドケーブルと同じように、自分の出音に対する責任感にも繋がりますので普段から意識しておくとよいと思います。

 


まとめます

バンドキーボーディストが必要な機材についてまとめてみました。

あらためて一覧を振り返ってみましょう。

タイプ バンドピアニストタイプ ザ・キーボードタイプ
音の便利屋タイプ
サウンドメイカータイプ
1台のみ 2台以上
楽器
キーボードケース
キーボードスタンド
ペダル サスティン
フットスイッチ ×
ボリュームペダル ×
エクスプレッション ×
シールドケーブル
ミキサー × ×
ヘッドフォン
スピーカーアンプ

使用台数や回線数が増えるごとの必要機材は増えていきます。

まずは1台からのスタートだと思いますので、【◎】と【◯】あたりの機材を揃えてみてはいかがでしょうか。

 

【随時更新】バンドキーボード初心者のための完全マップ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おわり。

コメントを残す