弾き語りとかのピアノ伴奏にするときはどうやって弾けばいい?
うさぼんぬ
こんにちは。キーボーディストのまえばよしあき(@maebayoshiaki)です。
今回はこのお悩みについて解説していきます。
この記事ではこんなことがわかります。
- シェイクビートを実践的な伴奏にする方法がわかる
- バンドキーボードやセッションでも活用できる
まえばよしあき
シェイクビートとは?
シェイクビートとは、8ビートから派生した16ビートの中間のようなリズムです。
- ハイハットやライドで8分音符を刻む
- 2拍目と4拍目に加えて、16分裏にスネアを追加して叩く
- バスドラムは8ビート同様、8分音符単位で配置

8ビートより軽やかで、16分ビートよりどっしりとした印象がありますね。
ロックやポップスの大定番リズムパターンですね。
シェイクビートの伴奏の作り方(基本)
次に、シェイクビートをピアノで演奏するときの伴奏方法について解説していきます。
こちらも8ビートと同様、左手はバスドラム・右手の2拍・4拍をスネアドラムをイメージしながら作ります。
1、バスドラムとスネアドラムを再現する

このままでもシェイクビートの特徴は表れています。
ただハイハットがない分、少しリズムに隙間がある感じがしますね。
シェイクビート演奏のポイントは16分音符をやや弱めに弾くこと。
2拍目・4拍目よりやや弱めに演奏することで、グルーヴ感が作りやすくなります。
2、左手に8分音符を追加する

2拍目・4拍目に8分裏で左手を追加してみました。
これにより、隙間があったリズムがよりまとまった感じがします。
3、1拍目に右手を加える

ここまでできたら、1拍目に右手を加えてみましょう。
1拍目が加わることで、コード感が生まれます。
4、1拍目の左手を4分音符にする

1拍目の左手を4分音符にしてみました。
8分音符のときより、少し落ち着いた感じがしますね。
5、シンコペーションさせる

各小節の3拍目のコードを16分音符でシンコペーションさせています。
少し16ビートに近い雰囲気になりますね。
シェイクビートの伴奏の作り方(応用)
8ビートや16ビートでもご紹介してきたように、ピアノ伴奏でリズムを表現するときのポイントは「親指」にあります。
シェイクビートでも同じ考え方で伴奏を作ることができます。
左手をオクターブにする

左手をオクターブにして、2拍目・4拍目の左手を親指で演奏したパターン。
バスドラムのどっしりさは残しつつ、スネアでシェイクする部分が軽快になった感じがしますね。
まえばよしあき
もうひとつパターンを見てみましょう。

8ビートの記事でもご紹介した、左手をがっつり8ビートにしたパターンです。
ロックなシェイクビートという感じがします。

パラディドルフレーズを混ぜる
16ビートの記事でご紹介したパラディドルパターンを混ぜてみましょう。


お好みでいくらでも入れることができますが、4拍目に入れると効果的になるケースが多いです。
まえばよしあき
左手でベースラインをつくる
最後に、左手をよりバンドらしくする手法をご紹介します。
各コードの「5度」の音を加えることで、ベースが動いているような躍動感を加えることができます。

ポイントは「ルートと5度の音を使う」ということ。
ルートと5度はコード感を損なわない音なのです。
まえばよしあき
この記事のまとめ
それでは、この記事のまとめです。
- シェイクビートは8ビートと16ビートの中間のようなリズム。
- 16分裏に入れるスネアドラムをやや弱めに演奏するとグルーヴが出やすい。
- 左手でルートに加えて5度の音を加えると、ベースラインのような動きが出る。
ここまで紹介してきた8ビートや16ビートと混ぜて使うことで、より曲全体を表現が豊かになると思います。
ぜひご活用ください!
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