大人のコード・スタディ

ゼロからはじめる「大人のコード・スタディ」 – #13 コード進行テクニック③

こんにちは。マエバ(@maebamusic)です。

前回のおさらい
  • コードには「基本形」だけでなく、和音の構成の数だけ「転回形」がある
  • 「コードの転回」を使うことで、自然な響きを演奏ができる
  • 「転回形」にはそれぞれの響きがある

といったお話でした。

うさぼんぬ
うさぼんぬ
なんだか一気に演奏っぽくなったぞ…!!
伝わっていたら嬉しい!ここまでの流れで伴奏の基本は押さえられているから、どしどし使っていこう!

これまでは「ダイアトニック・スケール」内で構成された音選びでのコードアプローチをお話してきました。

ここからはよりコード進行の幅を広げるための「ノンダイアトニック」についてお話します。

ノンダイアトニックとは

ノンダイアトニックとは名前の通り「ダイアトニックではない」ということです。

つまり、ダイアトニック・スケール以外の音をコード進行の中に交えていく手法です。

  • セカンダリードミナント
  • 裏コード
  • ディミニッシュ
  • オーギュメント
  • クリシェ
  • マイナー借用

などなど。
他にも色々あります。

名前だけではイメージが湧かないと思いますので、順を追って説明していきますね。

今回はセカンダリードミナントについてのお話です。

セカンダリードミナントとは

以前ドミナントモーションのお話をしました。

Ⅴ7(5度セブンス)からⅠ△(1度メジャー)へ解決する動きのことでしたね。

この5度→1度の動きに着目します。

セカンダリー・ドミナントとは「2番目のドミナント」ということです。
Ⅰ△(1度メジャー)へ以外のコードへ、意図的にドミナントモーション(Ⅴ7→Ⅰ△)をつくりだすことです。

この考え方で、Ⅰ△以外へのドミナントモーションをつくってみると、このような動きができます。

  • Ⅴ7(5度セブンス) → Ⅰ△(1度メジャー)
  • Ⅵ7(6度セブンス) → Ⅱm7(2度マイナーセブンス)
  • Ⅶ7(7度セブンス) → Ⅲm7(3度マイナーセブンス)
  • Ⅰ7(1度セブンス) → Ⅳ△(4度メジャー)
  • Ⅱ7(2度セブンス) → Ⅴ7(5度セブンス)
  • Ⅲ7(3度セブンス) → Ⅵm7(6度マイナーセブンス)

ということコードを扱うことができます。

Key=Cの場合

  • G7 → C△
  • A7 → Dm7
  • B7 → Em7
  • C7 → F△
  • D7 → G7
  • E7 → Am

ここで紹介したセブンスコードこそが「セカンダリードミナントコード」になります。

これによってどのようになるのかを見ていきましょう。

実演

実際にどういう変化が生まれるのか聞いてみましょう。


とてもシンプルな進行です。
この進行の間にセカンダリードミナントを入れてみましょう。

 

という風に、セカンダリードミナントを埋め込むことでより感情的な表現になりましたね!

最も大切なのはメロディーなので、セカンダリードミナントを使うことでメロディーと合わない(半音でぶつかるなど)場合は、無理して使わないこと!

 

まとめ

いかがでしょうか?

現在音楽では、JAZZやPOPS、ROCK問わず、
セカンダリードミナントがものすごくたくさん使われています。

ぜひマスターしておきたい手法なので覚えておきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!