大人のコード・スタディ

ゼロからはじめる「大人のコード・スタディ」 – #08 四和音を学ぼう

こんにちは。マエバ(@maebamusic)です。

前回はダイアトニック・コードについてお話をしました。

前回のおさらい
  • ダイアトニック・スケールで構成される「ダイアトニック・コード」こそ楽曲の基本作法
  • ダイアトニック・コードだけで曲は作れる!

といったお話でしたね。

THE BEATLESの名曲「Let it be」も
ダイアトニック・コードだけで楽曲がつくられていました。
すなわち、ダイアトニック・スケール&コードだけで曲は作れるということがわかったかと思います。

ダイアトニック・コードは曲をつくるために最も基本であり、重要なコードなのです。

とはいえ、
ダイアトニックだけでは一辺倒になってしまうので、いろんなコード進行を知っていく必要はあります。
それは別の機会にお話ししますね。

うさぼんぬ
うさぼんぬ
思ってたよりシンプルだったな
ここまで理解できてくると音楽がどんどん楽しくなるよ!

今回は、曲の表現を豊かにするダイアトニック・コードの「4和音」についてお話をしていきます。

ダイアトニック・コードを4和音にする

前回説明した、ダイアトニック・コードの3和音を4和音にしてみましょう。
4和音の構成にするときは、三和音の上にもう一つ音を加えます。

まず、「C・E・G・B」でCのメジャーセブンスができます。
(オクターブが変わっても同じ音構成になります)

これを右にずらしていきましょう。

「D・F・A・C」でDのマイナー・セブンス

「E・G・B・D」でEのマイナー・セブンス

「F・A・C・E」でFのメジャー・セブンス

「G・B・D・F」でGのセブンス

「A・C・E・G」でAのマイナー・セブンス

「B・D・F・A」でBのマイナー・セブンス・フラットファイブ(別名:ハーフディミニッシュ)

三和音の時同様に、7種類の4和音ができました!

ディグリーネームに置き換える

出来上がった四和音をディグリーネームに置き換えてみましょう。

ダイアトニック・コードのディグリーネーム
  • C△7(シー・メジャー) = Ⅰ△(1度メジャー・セブンス)
  • Dm7(ディー・マイナー) = Ⅱm(2度マイナー・セブンス)
  • Em7(イー・マイナー) = Ⅲm(3度マイナー・セブンス)
  • F△7(エフ・メジャー) = Ⅳ△(4度メジャー・セブンス)
  • G7(ジー・メジャー) = Ⅴ△(5度セブンス)
  • Am7(エー・マイナー) = Ⅵm(6度マイナー・セブンス)
  • Bm7b5(ビー・マイナーセブンス・フラットファイブ) = Ⅶdim(7度マイナーセブンス・フラットファイブ)

※メジャーについては△を省略することが多いです。

というふうになります。

4和音の音構成と種類

ここで疑問が生じたかもしれません。

うさぼんぬ
うさぼんぬ
なんで5度はメジャーセブンスじゃないんだ?
うさぼんぬ
うさぼんぬ
マイナーセブンス・フラットファイブって呪文みたいでわけがわからん・・・
4和音になるとコードの構成音で名前が変わるよ。まず音の構成を理解していこう!

トライアドには4種類しかなかったんですが、4和音になると種類が増えます。

ただ、全て短3度(半音3個目)か長3度(半音4個目)の構成です。
それぞれの音構成を見ていきましょう。

メジャー・セブンス

メジャー・セブンスは

1度 ←長3度3度 ←短3度5度長3度→ 7度

という構成です。

7度の音が見つけにくい時は1度(ルート)の半音下と覚えておきましょう。

マイナー・セブンス

マイナー・セブンスは

1度 ←短3度3度 ←長3度5度短3度7度

という構成です。

7度の音が見つけにくい時は1度(ルート)の全音下と覚えておきましょう。

セブンス

セブンスは

1度長3度→ 3度 ←短3度5度 ←短3度7度

1度 (長3度) 3度 (短3度) 5度 (短3度) 7度
という構成です。

7度の音が見つけにくい時は1度(ルート)の全音下と覚えておきましょう。

マイナー・セブンス・フラットファイブ(ハーフディミニッシュ)

マイナー・セブンス・フラットファイブは別名ハーフディミニッシュと呼びます。

1度  ←短3度→ 3度短3度5度長3度7度

という構成です。

5度の音が半音フラットするので、こういう名前なんですね。
これも、7度の音が見つけにくい時は1度(ルート)の全音下と覚えておきましょう。

ダイアトニック・スケールの中だけで4和音を構成しようとした時、
必然的にこのような音構成になります。

他にも、四和音には種類があります。

  • □6 シックス(メジャー・シックス)
  • □m6 マイナー・シックス
  • □dim7 ディミニッシュ・セブンス
  • □m△7 マイナー・メジャー・セブンス
  • □aug7 オーギュメント・セブンス

今後色んなコード進行を覚えるのに欠かせませんが、
ひとまず、こういうコードがあるということを知っておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

三和音だけの時はシンプルな感じに聞こえたものが、
4和音を含むと少し大人っぽい雰囲気になります。

全てを4和音にするのではなく、要所要所で四和音を混ぜ込むと効果的です。
(この辺りは経験やセンスが必要になっていきます。)

次回は「コード進行」のお話しをしていきます。

「コード」は知っているだけでは意味がありません。
コードにはすでに「ある程度決められた進行」があります。

より深い音楽の世界に入っていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

LESSON|中野の鍵盤塾バンドでライブがしたい! セッションに参加したい! 好きな曲を楽しみながら演奏したい! もっとカッコよく自由にピアノ・...